2015/06/24

マネージャー(候補)募集しています。

淀屋橋オフィスのマネージャー候補の方を募集しています。淀屋橋オフィスと言っていますが、内容によりグランフロント大阪勤務の場合もゼロではありません。

マネージャーというとちょっとハードルが高いなとお思いの場合は、Junior Project Manager 兼 Sales Manager みないなお仕事だと思っていただいても結構かと思います(余計に分からなくなったかもしれませんが)。

とにかく翻訳者さんというよりセールス&マーケティングのお仕事をしていただける(又は手伝ってくれる)方を募集しています。

僕(私)、東京に住んでるけど東京オフィスの所長をしたいなという場合でも結構です。ご応募下さい。グラマラスなオフィスは無理ですが、レンタルオフィスの1室(多分、一人用)を手配します。

よく分からない場合、お問い合わせ下さい(その場合、電話はご遠慮下さい。僕は電話が大嫌いなのです)。

詳細は、こちらを御覧下さい。

2015/06/23

翻訳辞典2016年度版にインタビューが掲載されました!

株式会社アルク様が出版された「翻訳辞典2016年度版」に弊社代表の梶木及び社内翻訳者の山本のインタビュー記事が掲載されています。


アルクさんから2冊もいただきました。
1冊は事務所内で閲覧用に。もう1冊は僕のコレクションに。


カフェコーナーで写真取りましたよ。
なんと1600円ですよ!

良かったら感想なんかを聞かせて下さい。

2015/06/22

海外営業って言ってもね

本日は、海外営業に関して書いてみたい。「海外営業」と聞いてどのようなイメージがあるだろうか?ひょっとして結構カッコイイとかのイメージではないでしょうか。確かに国内営業より海外営業の方がイメージの差というものがあるかもしれませんね。

我々は、以前にも書きましたが海外の営業所みたいなものがありませんので、「海外営業=ネット営業」です。ホームページは、日本語と英語とを用意しています。勿論、海外営業用のHPは後者ですね。

日本語:http://www.mkhonyaku.com/
英語:http://www.mktranslationfirm.com/

うへ~おまえんとこのHPださ~!という声が聞こえて来そうですね。しかし勘違いしてはいけません。

HPはデザインのカッコ良さはどうでもいいんです。お客さんを呼び込んだかどうかが勝負です。ださくてもいいんですよ。別に。

勿論、デザイン重視の業界もあると思いますが、「HPのデザイン=売上」という公式は、少なくとも翻訳業界には通用しないと思います(ひょっとして通用するのかも?)。

この仕上がりのHPで海外のお客さんから反応を待っているわけですから、かなりチャレンジャーかもしれません(なんとかしなくてはならないので現在策を講じております)。でもちゃんと反応はあります。現在取引をしている海外のお客さんはHP経由です。

我々の海外営業に関しては、本当にHPを設置してるだけ。昔は、ダイレクトメールなんかも不定期に送ってましたが、今は廃止しました。営業って結構恋愛と似ていて、追っかけても相手は離れていくだけです。ちょっと待ちの姿勢も必要です。

海外営業というのはそれほどカッコイイものではありません。存じ上げている翻訳会社さんでは、営業マンが夜まで残って(時差の関係で)、べたに電話を1件、1件掛けるそうです。夜遅くほとんどの人が帰ってしまったオフィスで、寂しく海外に電話をしている営業マンの姿を想像すると、涙が出ますね。でも電話さえあれば、国内にいながら海外営業ができます。

海外であろうが、国内であろうが営業ってこんな感じで泥臭いところがあります。先日お話しした大手の翻訳会社の営業担当の方は、10回訪問しても仕事をいただけないお客さんがいると言っていました。諦めずに15回訪問するつもりだと笑って話されていました。

実際、手段はなんでもいいと思います。電話営業もあるだろし、ファックスDMもあるだろうし、海外での展示会出展もあるだろうし、個別訪問もあるだろし。コンテンツマーケティングと言うか、ブログ記事を書いて知名度を広めるというやり方もあるし、営業は結果が全てですから、お客さんを獲得さえできれば(ルールさえ守れば)結果オーライみたいなところがあります。

事務所にも色々な翻訳会社からDMが届きます。郵便でも来ます。ベトナム語とか、チェコ語とか、ルーマニア語とか、エジプト語とか。でもあんまり我々をターゲットにしてるわけではないみたいなDMも多いですが・・・。海外のベンダーさんのDMを見てると気づきますが、ベンダーさんの特徴はとにかく「我が社はTradosを使っています!」だけ。もっと他に売り込むことあるだろと思いますが・・・。

仕事を取ってくれのが僕の仕事なので別に感謝してくれとは言いませんが、お仕事獲得するのって簡単じゃないんですよ。本当に。

せっかく獲得しても、価格交渉とか、送金方法とか、支払いに用いる外貨(ドル又はユーロとか)も決める必要があります。

クライアントによってはISOを取得している関係(多分その関係)でその分野に精通している翻訳者又はその分野の学位を取得している翻訳者以外は翻訳を担当させてはならないという契約もあります。

せっかく最終段階まで辿り着いても交渉が決裂する場合も勿論ありますね。勿論、こちらからお断りする場合もありますし、断れれる場合もあります。残念ではありますが、ご縁がなかったということでしょう。僕は気にしません。営業ってこんなものだと思います。


射撃を楽しむオフィス・マネージャー(自称「営業のプロ」)。


2015/06/12

こうすれば落ちる!面接編

今回は、こうすれば絶対に不合格になる面接におけるコツみたいなのを書いてみたい。在宅翻訳者さんは面接を受ける機会が少ないかも知れないが、知っていて損はないと思う。我々は、お顔も拝見したことがない翻訳者さんにクライアントのドキュメントを預けにくいので、関西にお住まいの翻訳者さんに対しては、面接を行っています。

それでは、以下に列挙してみたい。

1.遅刻する

これは絶対にダメ。1分遅れても遅刻は遅刻。遅刻は非常に印象が悪いです。その後の面接で起死回生のサヨナラ逆転満塁ホームランでも放たない限りまず逆点は無理。遅刻してくる人の言い訳は「初めての場所だったので」であるが、そういう人は2回目もきっちり遅刻します。ビジネスでは遅刻は認められないことぐらい若い時に先輩達に口酸っぱく言われていると思います。それが大人になっても治らないのは本人の問題。交通機関の問題ではないと思います。

2.睨みつける

とにかく面接中、鬼の形相で睨みつける。会話も非常に高圧的になる。確かに面接はある意味勝負だと思うので、面接官をあたかも仮想敵と捉えるのはある程度仕方ないが、常識的に考えて、睨みつけるよりも笑顔を見せた方が印象は良いです。我々としては、苦虫潰したような顔をしながら仕事をする人より笑顔でお仕事をやってくれる人を求めます。難しい顔をしている人が狭い事務所に一人でもいたら事務所全体が暗くなっちゃいますのでね。

3.通ぶる

「いや~どこどこの誰々さんと付き合いもありまして、この間もどこどこに行ってきたのですが、結構良かったですよ。僕的にはやっぱりこうこうしかじかと思うのですがね~。で、あれがそうで、これがあーで。これも知っていますよ。勿論、あれも経験済みです」的にとにかく通ぶる。それだけの人脈及び経験があれば、いっそのこと独立して自分でビジネス始められるのではないかと思ってしまうが、こういう人に限って就職を選ぶ。ただし通ぶった人の方がうける会社もあるらしいので、そういう企業様の面接では心置きなく通ぶってみてください。

4.あれもこれも全部できると言い切る

「いや~外内も、内外も、先行技術調査も、中間も、あれも、これもしてました」という風にとにかくあれもこれもできると言う。こういう人はとにかくこちらからの質問に対しても「ですよね~」と全肯定する。どうもうそ臭い。できないことはできませんと正直に言っていただいた方が良いと思います。

5.全く話さない

とにかく会話が成り立たない。こちらがしびれを切らしてホームランボールを投じても凡打する以前に見送る。引退するプロ野球選手の最終打席は打ってもらえるように打ちやすいボールを投げるのだが、それを堂々と見送るようなものだ。そういう打者に限って次の難しいフォークボールに手を出して、現役最後の打席をゲッツーで終える。野球の話はこれぐらいにして、とにかくこういう方は、採用させていただいても事務所内でも会話が成り立たないだろうからチームで仕事をするのが苦手なのだと推測してしまう。

6.返事を急かす

来週そうそうに派遣会社から結果が出る。だから早く返事をくれと言う。派遣は早く返事した者勝ちなので返事が来たら即受けなければならないみたいなことを言う。本当かどうかは知らない。こういう人に限って、その派遣会社から不合格になる。すると「いや、実は御社が第一希望です」と手のひらを返したように言い始める。正直に他社も受験していることを言ってくれるのはいいと思うが、あまり急かすのもどうかと思う。

まぁこんな感じで書いてみましたが、面接はやはり楽しいですよ。色々な方と本音でお話ができる場でもありますので。ご縁があればいいですね、といつも感じています。

私が鬼の面接官です。

2015/06/10

最近のPCって小さいのね

自宅用のPCを買い替えました。2009年からずっと使っていたPCを引退させました。元々VISTAが搭載されていたものです。2012年頃にパソコン屋さんに自宅まで来てもらって7を搭載してもらいました。それが引退。どうも立ち上げてからワードがなかなか起動しなかったりするので思い切って買い換えることにしました。

購入したのがこれ。



弁当箱みたい。

机の上を広く使えそうです。

このPCの気に入っている点は、モニター出力が2つあるところです。HDMIとDPの出力があります。ケーブルさえ接続すれば即デュアルモニタの設定が完了です。こりゃいいや。Windows 8.1です。

グランフロント大阪のコラボオフィスnxの僕のデスクのPC(Windows 8.1)は、これ。

マウスのちょっと遠方側にあるのがPCです。


小さ過ぎてどれがPCか分からない・・・。2GBしかないのでWindows 10 を搭載することは難しいかもしれませんが。もしダメなら8のままで使います。展示会とかモニター表示が必要なときにでも活躍してもらいましょう。

最近のPCは本当に小さいです。

出張用のノートPCは、これ。ウルトラブックです(Windows 7)。


左が旅には欠かせない首枕(IKEA製)です。

画面サイズは13インチです。15インチあれば仕事がしやすくなると思いますが、出張時は、これぐらいで妥協するしかないですね。あまり大きくてもかさ張るだけだし。出張時もガチで仕事をしなければならない場合は、外付けのセカンドモニタを持っていきます。小さなモニタですが、モニタが2台あるとやはり仕事ははかどりますよ。そう言えば、携帯端末をセカンドモニタとして使用できるようにも設定しています。

事務所のPCはSSD型のデスクトップ(Windows 7)です。SSDですので確かに起動は早いですね。まだまだ現役で頑張ってくれると信じています。DTP作業はほとんどないので、レンダリング系のソフトはインストールされていません。ですのでCドライブにはまだ余裕があります。Windows 10の自動アップデート可というアイコンが表示されています。Windows 10ってどんなOSなんでしょうか?

事務所での僕のメインPCです。足元に置いてます。

ちなみにこれは2009年頃の事務所の僕のデスクのPCの写真です。信じられないかもしれませんが、その当時、B5サイズのノートPCがメインでした(笑)。翻訳ソフトもWordfast Classic を使用していました。

独房のような事務所でした。

よくこれで翻訳できたな、と懐かしく思います。特許の請求項を翻訳するときは、B5画面では、1つの請求項全体を表示させることができなかったので随分苦労した記憶があります。Wordfast Classic は、左右にソースとターゲットを表示させるタイプではなく、上下に表示させるタイプだったので、テキストは、上下方向に倍の長さになっていました。

結局、現在、用途に合わせて僕1人で4台のPCを使っています。

2015/06/06

こうすれば落ちる!不合格になるには!?

書類選考+トライアルにいかにすれば落ちるかについて書いてみたい。巷ではこうすれば合格する!的な記事が多い中、真逆の発想である(笑)。

書類選考に落ちるためには、正直コツがある。以下に列挙したい。


  1. 募集要項を読まない。
  2. 他社の仕事をサンプルとして加工もなにもせずそのまま添付して応募する。
  3. hokujuygduuuuuu58/941@gmail.com のような誰から送ってきたか分からないアドレスを使って応募する。
  4. メール本文に履歴を直接書いて応募する。
  5. 平日は、1~2時間ぐらいしか仕事ができないことを強調する。
  6. まだ経験不足だが学ぶ機会を提供してほしい。しかし翻訳料金だけはちゃんと払ってほしいと言って応募する。
  7. メール本文に「応募します」とだけ書いて後は履歴書を添付する。
  8. どの職種に応募するか具体的に書かない。
  9. 応募理由が残念(今仕事が減っているので応募しますとか)。
  10. 自己アピールがとにかく根性はありますとか根性だけなら負けませんとか、大学時代にラグビーをやっていたので馬力はあるとか、体力だけで勝負をしたがる。

こんな感じだろうか。ただし4だが、中にはファイルを添付せずにメールに直接履歴等を記載することを望む翻訳会社さんもあるだろうから絶対的な意見ではないと思います。

それと5だが、我々は、専業翻訳者さんしか採用していないので6はマイナスにしかならないが、他社さんはそれでもいい場合があります。

ちなみに1は高齢の翻訳者に多いです。7も年齢に拘らず結構多いですね。

9も結構多いです。景気に左右されるので時期によるのかもしれません。確かにそれが応募理由だと思いますが、仕事が減ってるから応募しましたというのは、応募された我々としては気分が良いものではありません。できれば、仕事が減っている減っていないに拘らず是非御社の仕事がしたいです!ぐらい書いてほしいです(嘘でもいいので)。

10ですが、確かに根性は必要かもしれません。しかし我々は翻訳会社なので、体力ばかり自慢されてもね・・・。

1~10全てを実践していただくと100%書類選考は不合格でしょう。お試しください!(笑)


では、次にトライアルに落ちるコツについて書いてみたい。こうすれば確実に落ちます(涙)!


  1. 締切に遅れる。
  2. コメントを付けない。
  3. コメントを付けるのはいいがあまり翻訳に関係がないことを延々と書く。
  4. コメントを付けるのはいいがあまりにも的外れなコメント自信満々書く。
  5. 訳抜けがある。
  6. 誤訳がある。
  7. トライアル依頼のメールに対して返答がない。
  8. フィードバックを要求する。または催促する(何度も)。
  9. 不明点があっても質問しない(翻訳そのものではなくて。例えば、提出時のファイル形式とか)。

トライアルは、本番と同じなので、上記はトライアルだけではなくて実ジョブでも当てはまるでしょう。

特に1は致命的ですね。トライアルに遅れてくる翻訳者さんは実ジョブでも間違いなく遅れてくると想像してしまうので。他社さんの実ジョブの都合でどうしても締切に間に合わない場合は、我々の場合、相談応としています。減点もしません。

2ですが、トライアルは短いのでコメントがない場合も勿論あると思いますが、コメントを拝見するとその翻訳者さんのセンスみたいなものが分かります。我々は、翻訳者さんのコメント欄を設けています。本当にコメントがない場合は、「コメントはございません」というコメントをお書きいただければ良いです。逆にコメント欄が白紙の場合、「?」と感じます。

7ですが、我々は重視しています。トライアルの依頼に返答してこない翻訳者さんは実ジョブでもファイル受領の返答も期待できません(そもそもファイル受領の返答なんか必要ないじゃないかとおっしゃる翻訳者さんもいらっしゃるみたいですね)。

8は、期待される翻訳者さんがいらっしゃるのですが、我々は行っておりません。一般企業でも不合格理由は公表しないものだと思うので。法人企業として公表する義務は負ってないと判断しています。ただし合格者には、面接時(もし行えば)、トライアルの評価を提示する場合はあります。

9ですが、トライアルに関する質問は一切お答えしません!という翻訳会社さんがあることを存じ上げています。我々は、翻訳自体に関する質問(この単語はどう訳せば良いかとか)はお答えできませんが、それ以外のことはお答えするようにしています。上を繰り返すようですが、トライアルも本番です。本番は質問するけど、トライアルは質問しないというのはおかしいと考えています。トライアルを実施した側もミスはするでしょうし、それに答えないのもおかしいと思おうので。

上の全てを実践されることはまずないと思いますが、逆に言えば、上の反対をやれば合格率は飛躍的に上がると思います。

私が審査しちゃうわよ!(鬼軍曹)
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