2015/11/30

紙芝居風に我々のワークフローをご説明します。

我々のワークフローは以下のようになります。

原稿を待つ!

原稿が届く(実際には、メールで届く)。
ワード数なんかをシステムで解析する!
遊んでいる翻訳者に電話して翻訳させる!

鬼のように翻訳する!
チェックする!
隅々までチェックする。
涼しい顔してチェックが終わるのを待つ!
真っ赤になって返ってくる!
徹夜で修正する!
徹夜して朝食は高級ホテルでいただく!
チェッカーは、駅前のゲーセンでワンプレーしてから出勤!
修正が終わった頃には誰もいなくなっている・・・。
その後、昼からしーすー(近大マグロ)を食う!
ランチ食べたので野球でもしに行く!
幸せの瞬間


2015年にやることってなんだっけ?

本日、ブログの下書きを眺めてみました。すると2015年の当初に書いたと思われる下書きに見つかりました。

やはり抽象的にしか書かれていないことは、実現しませんね・・・。単なるメモに過ぎないのですが。

とにかく社内の翻訳者は一応定数に達したしましたのでなんとなく目標は達成されているようにも見えます。しかし、「今までできなかったことをやる」という非常に抽象的なことをやれたかどうかは評価のしようがないです・・。

以下は、2014年の待つ又は2015年冒頭に書いたと思われる下書きです。

【ここから】
「今までできなかったことをやる」を2015年の目標にしようと思います。

今ままで人数が足りないのでできなかったことがありました。翻訳者が足りないため受注できなかったお仕事がありました。

今年はスタッフを巻き込んで今までできなかったことをやっていこうと思います。
【ここまで】

2016年の目標は、2015年の売上の1.3倍です。なぜ1.3倍かと言うと、1.5倍は無理そうだからです(笑)。

年末年始の営業のお知らせ

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

年末年始の営業日は、以下の通りでございます。

事務所休み期間:2015年12月26日(土)~2016年1月3日(日)

新年の納品は、1月4日(月)の13時以降でございます。

どうぞよろしくお願いします。

株式会社MK翻訳事務所
代表 梶木正紀

2015/11/28

翻訳が5年で消滅してもよいように

本当に翻訳は5年で消滅するだろうか?もうちょっと長生きするような気もしています。実は。しかし今から行動を起こす必要があるのは、僕が経営者だからです。スタッフもいるし、ある日突然仕事がなくなったら彼らも困るし。

僕は昭和生まれなので、半生記ほど生きています。これまで自分の人生で大きな社会的な変化を経験しています。そのとき、多くの会社が倒産しました。

1つ目は、1ドルが360円でなくなったときだ。今の若い人は、1ドル=360円の時代なんて想像できないだろうが。このとき、輸出関係の中小企業の多くが倒産した。確か1970年ぐらいではないかな。僕が小学生の頃の話だ。王選手がまだ現役でホームランをかっ飛ばしていた時代です。確かFAXなんてなくてテレックスの時代です。

2つ目は、1990年頃にバブル崩壊だ。この時、僕はやっと社会人になって、ホテルに就職した。就職したときは景気はよかったです。日本の会社が世界の名だたるホテルを買収していったのもこのときです。でもバブルが崩壊したとき、日本の会社は買収したホテルを手放さざるを得なくなりました。それまで湯水のようにお金をホテルに落としていた多くの中小企業のお客さんがぷつりとホテルを利用しなくなった(倒産した会社も多かっただろう)。

3つ目は、リーマンショックだ。この時、僕は、翻訳者として独立していた。知り合った翻訳者さんの中に、リーマン・ブラザーズに勤めていたが、会社が倒産したので、翻訳者になったという人がいた。この時は、翻訳業界というよりも、僕の知っている人が随分困ったという話をしていた。金融業界はそざ大変だったと思います。

共通しているのは、僕が経験した3つの社会的な変化は、ある日突然やってきていることだ。さぁピンチになりますよ。準備はいいですか、という警告は発してくれない。

次は、4つ目だ。きっと2020年頃だと思う。機械翻訳及び人工知能が翻訳業界を征服するときだ。

僕は、4つ目がある日突然やってきても乗り切るつもりでいます。

僕も経営者ですから行動はすでに起こしています。

こいつは機械だけど、大歓迎。だけど人間の仕事を奪っていることは間違いない。

翻訳が後5年で消滅すると仮定して・・・。

後5年で翻訳という仕事がなくなると仮定して(この記事をご覧下さい)、色々考えてみました。

ホテル業界からAirbnbが生まれたのではない。

タクシー業界からUeber が生まれたのではない。

翻訳業界から機械翻訳が生まれたのではない。

業界をひっくり返す新サービスは他業種から生まれる。

同業界からは自身の業界が儲かるアイデアしか生まれない。自身の業界が滅びてしまうアイデアを思いついても提案するはずがない。

新サービスはお客さんが必要だと感じる必要がある。

だから新サービスは他業種から生まれる。


こんなアイデアはどうかしら!

2015/11/26

翻訳は10年以内に消滅する職業か?

様々なメディアで、翻訳は10年後に消滅する職業だと言われています(20年後だったかもしれません)。私は、10年ではなく、5年後だと思っています。消滅するというか、今の形を維持することはないと思います。

私は、10年後も20年後も翻訳は消滅しないと思っていた方です。最近、機械翻訳と人工知能の驚異的な発達を知って、考えを変えました。現在の形の翻訳は、5年後には消滅すると思います。今までは、技術の進歩に目を背けていました。現在、利用できる様々のテクノロジーは、ほんの一部です。研究室ではもっと進歩したテクノロジーがあふれています。

ただし、日本語やグルジア語などの特殊言語を介した翻訳は、5年以上続くと思います。文法的に似通った特定のヨーロッパ言語の翻訳から段階的に消滅が始まると思います。ですので、機械翻訳や人工知能がいくら発達しても一斉に翻訳という職業が消滅することはないとは思っています。

機械翻訳が進歩する速度も飛躍的に上がっていますが、最近では、機械翻訳と人工知能のハイブリッド型の翻訳ソフトが登場したそうです。機械翻訳が提示する下訳に対して人間がポストエディットを施す。この作業パターンを人工知能が学習し、次のセグメントには、人工知能が訳の候補を提示する、といった内容だそうです。

つまり何億、いや何兆という対訳コーパスをコンピュータが収集し、そのコーパスを人口知能が学習するわけです。この作業パターンがビッグデータ化されるとどうなるでしょうか。

例えば、自動車業界も同様なことが言えます。10年後は、「人間が運転している方が危険だ」という社会が実現するでしょう。10年後、運転手という職業が消滅しているかもしれません。5年後、人間が翻訳している方が不正確だという社会が訪れるかもしれません。

20年後の将来の人々は、「20年前は、翻訳する場合、ゼロからタイピングしてたらしいよ。その当時は大変だったろうね」と言ってると思います。

我々は翻訳会社ですので、翻訳が消滅すると困ります。

心配ありませんよ!

ちゃんと考えています。

後5年か~・・・。


2015/11/21

顧客を満足させる方法

簡単に書きますよ。

いくら正確に翻訳しても翻訳は売れません。

っえ?

どういうこと?

顧客が満足するように翻訳すれば翻訳は売れます。

そう割り切れるようになったらグンと顧客満足度が上がります。

顧客満足度が上がれば、当然、売上も上がります。

顧客満足って難しいよね~。
この状態になるとリピート客により経営が安定します。

とにかく言われたことは「はい!」と答えましょう。
*ごちゃごちゃ言ってはいけません。

翻訳を質を上げるとか、料金を下げるとかとかよりも圧倒的な効果があります。

翻訳論を論じるとかもってのほかです。翻訳が専門ではないクライアントにいくら難しいことを説明しても時間の無駄です。「御社のご指示通りに翻訳いたします!」と言う方がクライント受けはいいですよ。

それに翻訳がうまいからといって顧客が満足するとは限りませんしね。

2015/11/15

11月15日(日)をもって淀屋橋事務所は完全に閉鎖しました。

本日(11月15日)、業者さんにきていただいて淀屋橋事務所の家具等を全て廃棄していただきました。2009年から続いた淀屋橋事務所を完全に廃止しました。

約6年間、この淀屋橋事務所で頑張ってこれたのもオーナーさんが我々を気に入ってくださって入居を許してくれたお陰だと思います。

机等の事務用品は全て廃棄処分しました。数百冊の書物は、ひとまずグランフロント大阪の近くのレンタル倉庫で一時的に保管することにしました。

会社の経費でじゃんじゃん本を買っていました。


この事務所に引っ越してしばらくは、自宅はまだ神戸の灘区でした。最初は僕一人で事務所を使っていました。仕事が深夜まで続いたときは、床に段ボールを広げて寝てました。しばらくしてお金が入ると徒歩3分のところにある東横インに宿泊しました。それでも節約するために深夜の割引料金を利用しました。

事務所の近くには、ご馳走カレーさんがあって、数えられないぐらいランチはそこでカツカレー(ルー大盛り)を食べました。

1ブロック離れた御堂筋を隔てたところの大阪ガスさんのガスビル食堂は、新しいスタッフの歓迎会で使いました。

ゴールドさん(ボルシチ)も美味しかったな~。

名前覚えてないけど鰻屋さんも何度か行ったな~。

まさか自分が淀屋橋周辺に事務所を構えるなんて夢にも思いませんでしたが、淀屋橋に事務所を構えることができて本当によかったと思います。

事務所から外を見ると雪が積もっていたことがありました。


これで淀屋橋周辺に行くこともなくなるなと思っていたら2週間毎に通っている内科には行くことがあるのでこれからも淀屋橋には通うと思います。

でも今は、もう景色が変わったような気がしますね。

最寄り駅は現在改修中。

お世話になった事務所ともお別れです。
若干寂しげなピース。




2015/11/03

スポーツクラブに通い再度始めました。

フルサービスのスポーツクラブに通い始めました。今年の1月頃、以前のフルサービスのスポーツクラブを止めて、24時間、365日利用可能のスポーツクラブに移りました。

そのスポーツクラブは、3ヶ月で止めてしまって、7月~9月は気持ちがいいので屋外を走っていました。

そして10月から今のフルサービスのスポーツクラブに通い始めました。週に4日ほど運動しています。それとグランフロント大阪のランニング同好会(ランニングソシオ)で早朝5キロほどを週に2~3回走っています。

結論から書きますが、僕は、今通っているフルサービス型のスポーツクラブで運動するのが一番体に合っています。汗も出ますし、体重を落ちやすいです。

ホテルも、フルサービスのホテルもあれば、サービスを限定しているホテルもあります。当然、前者の方がお値段が高いです。でも寝るだけだったら後者のホテルで十分という場合もあるでしょう。

翻訳にもフルサービスの翻訳もあれば、サービスを限定している翻訳があります。

どちらが良いかは、クライアントが選ぶことになるでしょう。

僕は、年間利用料の安さと、年中利用できることを選んで24時間、365日利用可能のスポーツクラブに移りました。しかし、僕には合いませんでした。今では、フルサービスのスポーツクラブでしか運動はしません。

ちなみに今から宝塚歌劇を観に行きます。源氏物語だそうです。

2015/10/18

Amazon Workspaces を導入しました!

クラウド化はもう古い!これからはバーチャル化だ!ということでAmazon Workspaces を導入することにしました(まだ僕一人だけですが)。

我々の事務所には、Windows 7、Windows 8.1 のOSを有するPCが混在しています。せっかくのWindows 10は業務命令でアップグレードを禁止しています(事務所のプリンターとセカンドモニターが動作しないから)。

これからスタッフも増えるでしょうし、将来的にリモートワークも導入する予定なので、以前からバーチャルデスクトップには興味がありました。今まで3回ほどセミナーにも参加しました。先週、アマゾンさんの大阪オフィスで導入企業さんの事例を紹介するセミナーが開催されました。参加してお話をお伺いして、導入を決定しました。

この時期に導入を決定したのは、10月からChromebook も対応できることが発表されたことも1つの理由です。PCを購入する場合、Chromebook はお安いので助かるんです。実は、Mac も購入してみたいと思っています。かっこよさそうですが、使ったことありません。Workspaces があるとOSには依存しなくなる(*)ので、次にPC買うときはMac を購入してみたいです。それでシールをべたべたと筐体に貼ってみたいです。

*なおLinux にはまだ対応していないようです。

お値段だけ(初期投資だけ)を考えるのであればいっそのことシンクライアントかゼロクライアントだけでいいかもしれませんね。

我々の仕事はPCとインターネットとオフィスソフトがないと成り立ちませんから、コスト削減は大きな課題です。それにセキュリティも非常に気になります。アマゾンさんのセミナーで「データがある限り漏洩する」と言われていました。確かにそうかもしれません。データ管理者がPCもデータも一極集中で管理できるAWSは1つの解決策かもしれません(どうなんでしょうか?)。

ひとまず僕のPCは、Windows 10にアップグレードしようかと思います。我々もそのうち「BYO (Bring Your Own Device)」を目指すかもしれません。

Amazon Workspaces: https://aws.amazon.com/jp/workspaces/

*10月24日現在、「Amazon WorkDocs - エラー」という警告が表示され、同期できません(涙)。解決策を模索しています。

*10月28日、夕方に更新ファイルが公開されました。DLしてからreboot したり、いじくっていると「Amazon WorkDocs - すべてのファイルは最新です」というメッセージが表示されました。

2015/10/17

こたつ会議に参加しました!

本日グランフロント大阪で開催されたこたつ会議に参加してきました!

http://kc-i.jp/kotatsu/vol6.html

一番印象に残ったコメントは、漫画家の江川達也先生がおっしゃった「売れると思って描いた漫画はやはり100万部とか売れた。自分の好きなように描いた漫画は売れなかった」です。

続けて、「売れてしまうと連載を止めたくても止めることができない。あと3ヶ月だけ連載やってくださいと言われ続けてそのまま何年も連載してしまう。だから本当に連載をやめたいときは、、自分の好きなように漫画を描けばいい。そうすれば読者が離れていくから」とのことです。

やはり自分の好きなようになにかをやって売れることはまずないということですね。我々の仕事では、読者である弁理士さんかメーカーの知財部の担当者に向けて翻訳しないとだめということでしょうか。

時々(本当に時々ですが)、「自分の好きなように翻訳やらせてくれますか?」と履歴書とかに書いて応募してくる翻訳者さんがいらっしゃいますが、当然、「できません」と答えていますね(そう答えて、不合格にします)。

本日は、「写真撮影不可」だったので、残念ながら写真はありません。

こたつ会議の後、スポーツクラブに行って運動しました。

運動はいいですね。好きにできるので。

2015/10/09

関西圏国家戦略特区 雇用労働相談センターさんへ相談へ

我々はスタッフが10名以下なので就業規則はありません。今回、助成金を活用するため就業規則を作成することになりました。就業規則って弁護士事務所なんかにゼロから作成を依頼すると10~30万円は必要だと思います。ところが「関西圏国家戦略特区 雇用労働相談センター」さんにお願いすると無料です!すごい。だからお願いしようと思います。

では、無料で作成してしまったらどうやってシステムが成り立っているかのかと言うと、弁護士さんたちはちゃんと国から料金をいただいているそうです(委託事業と言うのでしょうか?)。相談者からは料金は取らないが、弁護士さん達が無料奉仕しているわけではありません。ちゃんとお仕事としてやって下さいます。

「無料だったら依頼者が殺到するのでは?」と思いますが、実はこの事実をご存知の方はほとんどいらっしゃらないのが実情だそうです。

ベンチャー企業なんかで就業規則とか雇用契約書なんかの作成はここにお願いすると便利だと思いますよ。

近畿圏内にどれぐらい翻訳会社があるか分かりませんが、フリーランサーさんや自宅勤務されている従業員さんとのトラブルなんかも相談にのってくれるみたいです。雇用に関する疑問は、インターネットで調べるよりこのセンターの弁護士さんに直接尋ねた方が確実ですね。

ただし相談は、近畿圏の企業に限るそうですが・・・。それと相談できるのは雇用に関することだけのようです。ですので浮気相談とはダメですね。

事務所から歩いて30メートルぐらいのところに入居されています。

http://www.kecc.jp/

2015/09/28

封筒のサイズが小さい件

ある団体からアンケートの回答の協力を依頼された。ので記入した。

返答用の封筒が同封されていたので同封しようとしたが。返答用の封筒のサイズが明らかにアンケート回答用紙よりかなり小さい。

こういう場合、A4の封筒を同封すべきだ。アンケート用紙は15ページはあるぞ。


意地で入れた。

パンパンになったけど入った。



投函しよう。

M.S.知財に関係している企業さんは同じアンケートが送られてきたと思いますが、返答用の封筒が小さいのは我々だけなんでしょうか?皆さん、意地でも小さめの封筒にアンケートの回答を同封されたのでしょうか?

2015/09/24

お祝いにいただいたお花

転居の祝いにお花をいただきました。

お花なんですよ。これ

ありがとうございました。

2015/09/18

グランフロント大阪 ランニングソシオに参加しました!インターコンチネンタル大阪さんの風呂に入りました!

本日(9月18日)、グランフロント大阪のランニングソシオに参加してきました!ランニング同好会のようなものです。

スケジュールを簡単に説明します。

06:30 インターコンチネンタル大阪さんの1階ロビーに集合
06:40 インストラクターの指導の下ストレッチ
06:45 ランニングスタート!(淀川河川敷を5キロほど走る)
07:40 ホテルに戻る
07:50 朝食!
08:00 ホテルの風呂に入る!!(風呂から出てきたら08:30ぐらいでした)
*上記時間はちょっとずれていると思います。

気に入っているのは、ホテルのお風呂を利用できることです。やはり走った後は、汗を流したのでお風呂を利用できるのは大変ありがたいです。朝食もいただけるものありがたいですが、1時間程度の運動の後、オレンジジュースのような糖分が高いものを取ると血糖値が急上昇するので残念ながらジュースは、飲みませんでした(本当はぐいぐい飲みたい)。

ランニング同好会のようなものに参加した経験がなかったので最初は不安でしたが、初めてでも心配ありません。インストラクターさんが声を掛けていただけます。しんどい場合、途中で引き返してもOKです。

自己紹介みたいなときは、「ハーフとかされてるんですか?」みたいな言い方が割りとスムースなアイスブレークみたいです。「ハーフ」といのは勿論「ビール」の話ではなくて「マラソン」の話です。翻訳だったら「どんな分野の翻訳をされているのですか」に対応するのだと思います。ちなみに僕は「ハーフ」もやってませんし、「クォーター」もやってません。寂しく「週末に近所を1時間ぐらい走っています」としか答えられません。

ちょっとお顔を存じ上げている方がいましたが、その方に「え~そんなに細いのにダイエットですか?」と言われました。しかしその文字通り取ってはいけません。往々にして「そんな細いのに」と言ってる本人の方が細いです。

来週も参加しよと思います。

インターコンチネンタル大阪さんの風呂。


2015/09/14

フリーランサーは休みなし?

9月11日にグランフロント大阪に引っ越しました。月曜日は、全員が集まります。月曜日は朝礼の日です(本日は事務所ミーティングをしました)。ちょっと事務所っぽいです(笑)。

フリーランサーをやってた頃と比較したら人数が増えました。当たり前ですが。

そう言えば、フリーランサーをやっていた頃は、休みは正月1日だけだったような気がします。それぐらい猛然と働いていました。

そのときの頃を反省して、今は、必ず週1日は休んでいます。中小企業ですから完全週休2日はちょっと難しいですが…。

フリーランサーの頃なぜ休めなかったか考えてみました。

答えから書きますが、目標とする数字がなかったからです。売上目標を具体的に設定しなかったからです。

とにかく打診された仕事は全て受注していました。全く休めませんでしたが、休めないことがイケてると勘違いしていました。

売上が分かるのは、1年間終わって、決算をしたときでした。

もし売上目標があればどうなっていたでしょうか?少なくとも目標が達成されそうになると受注量を減らしたでしょうし、毎月ちゃんと売上目標と実売上とを比較していれば、無茶な受注はしなかったと思います。

とにかくデタラメでも目標となる数字がなければ比較すらできません。振り返ることもできません。

今は、事務所を運営するにあたって、月間売上目標もありますし、年間売上目標もあります。勿論、コストをカバーできて、利益が残るような目標を設定しています。勿論、多忙月もあれば、落ち着いている月もあります。

スタッフは、土日、祝日、完全休みです。

[お知らせ] グランフロント大阪オフィスを開設しました。淀屋橋事務所はすでに閉鎖いたしました。今後共どうぞよろしくお願いします。


2015/09/13

制御された環境下におけるダイエットと翻訳と

残念ながら夏が終わってしまいました…。夏は大好きな季節です。1年は、夏だけでいいと思うぐらいです。屋外を走っていると汗が出て本当に爽快です。その夏が終わってしまいました。今後の楽しみは、正月ぐらいか…。

夏は屋外を走ると汗が出て気持ちいいですが、風が吹いているのでそれほど体重は落ちません。本当に体重を落とそうとするとスポーツクラブでマシーンを使った方が確実です。速度を設定して、時間を設定して、強度を設定します。効率良く、効果的に体重を落とすことができます。

そうです。ランニングマシーンのように制御された環境下の方が、体重は効率的に落とせるのです。

同じことが翻訳にも当てはまると思います。

トランスレーションメモリのようなソフトウエアを使って制御された環境下の方が翻訳は効率的だし効果的に行えます。

TMを使うと、過去案件が表示されます。その表示された過去翻訳に合わせて翻訳を行います。過去案件にスタイル等を合わす必要があるわけですから、自分の好きには翻訳できません。しかしこの制御された環境下の方が効率的に又効果的にクライアントの望む翻訳が完成します。

制御されない自由な環境は、所謂「anything goes」です。統一が取れませんし、指針もありません。

我々は、「制御されている環境下での翻訳」を行っています。

[News]
9月11日にグランフロント大阪オフィスの営業を開始いたしました。どうぞよろしくお願いします。

この廊下のかなり奥の左にオフィスがありますよ。


2015/09/08

共有廊下に掲載するデザインパネル

デザインパネルの変更時期がやってきました。



矢印が左を向いているのは、このデザインパネルが掲載されるところから見て我々のオフィスが左にあるからです。

【お知らせ】グランフロント大阪オフィスが稼働開始されます。9月11日(金)からスタートします。引き続きどうぞよろしくお願いいたします!

2015/08/31

グランフロント大阪オフィス開設のお知らせ

9月11日(金)からグランフロント大阪オフィスを開設することになりました。これまでの淀屋橋オフィスは、9月10日(木)をもって閉鎖いたします。

グランフロント大阪オフィスでは、異業種他業種問わず、様々なコラボレーションを行っていくつもりです。翻訳に問わずセミナーやアライアンスイベントも定期的に開催したいと思います。

9月1日(火)には引き渡しされるのですが、実は、10日までは机、椅子、ロッカーしかありません。実際の業務は11日(金)にならないとできません(10日(木)の夕方からは業務可能かもしれません)。

これまで(今後も)ご依頼いただいたお客様には深く感謝いたします。2006年に私がフリーランサーとして独立してからずっとご指名いただいているお客様にはほんとうに感謝しています(9月で10年目のお付き合いです)。

同時に、スタッフにも感謝です。2年前にスタートした翻訳トレーニーが今では事務所の中心的な翻訳者になるまでに成長しました。今年入社したトレーニーも少なくとも3年後には事務所の中心的な翻訳者に育ってくれると期待しています。


今後もご支援ご指導賜りたいと存じます。



株式会社MK翻訳事務所
創業代表者
梶木正紀

2015/08/14

1000冊の本を処分します・・・。

事務所には約1000冊の本が保管されています。

翻訳に関係ない本もたくさんあります。

9月にグランフロント大阪に引っ越すのですが、懸念していたのが本の保管です。

本専門の保管倉庫も当たってみましたが、やはり1000冊となると結構な費用が必要です。

お借りしているライゼボックスさんのレンタルスペースと、グランフロント大阪オフィスの棚と、自宅の本棚に入りきらない本は、思い切って処分することにしました。

自分で自炊することも考えましたが、とてもそんな時間はないし、ゼロからやり直す意味で本は処分します。

本が大好きな僕にとれば辛いですが、割り切って考えようと思います。恐らく800冊は処分することになりそうです。

Landis とかSheldon とか、各種辞書は処分せずに残すつもりです。

本の一部のその一部です。

2015/08/10

5か年計画の完全廃止。2年計画の導入

我々はお陰様でこの9月で10期を迎えます。よく10年続いたなと思っています。ご利用いただいたクライアント様に感謝です。この場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございます。

ところで新しい年度が始まるので事業計画を練っていました。しかし5年先のことは誰にも分らない。5年前、これだけのスピードで動くビジネスにおいて、5か年計画は無駄であると感じました。2か年計画で十分かと。その2か年計画の根底にあるのは、「朝改暮令」です。

「体の正面で両手で捕球」することも止めます。間に合わなければ「逆シングルで片手で捕球」することにします。

そういう10期にしたいと思います。

【お知らせ】
2015年9月から事務所を移転することになりました。新事務所は、大阪駅のグランフロント大阪になります。淀屋橋事務所は年内で閉鎖する予定です。

2015/08/09

危機また危機

どの業界にとっても危機はある。危機なんて次から次にやってくる。

翻訳業界にとっては、機械翻訳の出現だろう。

ホテル業界にとっては住宅のホテル化である。

http://www.asahi.com/articles/ASH844QRFH84PTIL01X.html

タクシー業界にとればUber のようなサービスだろう。

しかし危機をチャンスに変えることができない限り生き残ることはできない。経営者の腕の見せ所だと思う。だから危機とは思ってない。

どの新サービスもお客さんから見れば単なる便利な新サービスに過ぎない。危機と感じているのはサービス提供側である。お客さんにしてみればそこそこの品質を廉価で提供してもらえれば嬉しいだろう。

【お知らせ】
2015年9月から事務所を移転することになりました。新事務所は、大阪駅のグランフロント大阪になります。淀屋橋事務所は年内で閉鎖する予定です。詳細が決まればまたお知らせいたします。

2015/07/26

特許翻訳事務担当者募集の件

【急募】<アルバイト>特許翻訳事務担当者

【募集する職種】特許翻訳事務担当者
【業務内容】受注から納品までに至る翻訳案件の管理等のお仕事です。
【試用期間】3ヶ月
【時給】1000円
【福利厚生】各種保険あり、有給休暇あり
【交通費】月額15000円を上限に支給 
【勤務場所】淀屋橋の事務所内又はグランフロント大阪事務所
【基本勤務時間】09:00~17:30 *米国時間に合わせる場合もあります。
【勤務開始】可能であれば9月1日から勤務開始できる方を優先して採用いたします。
【休日】土日、祝日、年末年始等
【募集人数】1名
【絶対条件】
  • 英検準1級(又はTOEIC850点)以上、
  • PCをビジネスレベルで使用できること、
  • フォーマルなビジネスレター等を書くことができること
【望ましい経験】
  • 翻訳会社でPMやコーディネータの経験があること
  • 特許(法律)事務所等で翻訳案件の管理をしたことがあること
【プラス点】CATツール(Trados Studio 2015、Memsource等) を使える方は、プラス15点
【望む人物像】上品な方、タバコを吸わない方、笑顔で仕事ができる方
【選考方法】1)書類選考、2)面接(2回)
【応募方法】メールにてご応募下さい(郵送の場合、マイナス45点)。
【応募書類】カバーレター、履歴書(写真貼付)、職務経歴書
*面接で使用いたしますので、必ず写真の画像データを貼付して下さい。
【応募先/問合せ先】
job(at)mktranslationfirm.com
*電話で問い合わせをされた場合、マイナス58点。
*不合格理由は、公表いたしません。
【担当】株式会社MK翻訳事務所 Director of CTU 梶木正紀

【メッセージ】9月にグランフロント大阪オフィスを開設することになりました。開設に伴ってスタッフ増員をいたします。案件の受注から納品に至るまでの業務を担当していただける方を募集いたいします。英語以外の言語にも興味がある方は大歓迎です!20代、30代、40代で構成されている事務所です。

2015/07/18

台風でも嵐でも出勤?

台風11号が来たので悪天候時の出勤について我々の考えについて書いてみたい。

7月16日の14時頃、スタッフに以下のメールを出しました。

「明日、17日は、台風の上陸が予想されます。出勤時間になって出勤できそうにないと判断したら自宅勤務にして下さい。判断は自分でしていただいて結構です。もし判断できない場合は、私にメールを下さい。」

実際メールしてきたのは、今月入社したスタッフ1名だけでした。

結局、17日は、御堂筋線は通常通りに運行しましたので、大阪の南から出勤するスタッフは問題なく定時に出勤しました。運行を中止したJRを利用するであろう大阪の来たから出勤するスタッフはたままた休みでした。僕は車で出勤しました。結局、問題なく営業しました。

その日の昼から税理士さんの事務所で打ち合わせが予定されていました。前日に台風なら延期すると伝えていました。結局、予定通り打ち合わせは行われました。

特に予定を変更することなくその日は終わったわけです。

我々(特に僕)は、台風が来ると分かっているのであれば無理して出勤する必要もないと考えています。暴風雨の中スタッフを勤務させるつもりはありません(変更できる予定しかないにも拘らず台風の中スタッフを出勤させることに対してスタッフは拒否できないもの?また無理やり出勤させることに対して罰則のようなものはない?)。

出勤しなくても良いとか、台風が来たので定時より早く自宅に帰れと指示を出すのも僕の仕事です。

どうしてもその日しか都合がつかないという方が大勢おられるのは承知しています。そういう方は本当に大変だなと思います。

そう言えば、今年は、災害時を想定した自宅勤務のシミュレーションを行っていません。8月頃開催してもいいかなと思ってます。

結局、我々は、いつでも変更できる程度の予定しかないのでしょう(笑)。

元プロ野球選手の失敗論

最近、「失敗」を著名人が語っているテレビ番組があります。「成功」ではなく「失敗」です。

僕が好きな失敗論がサンケイスポーツさんの「私の失敗」シリーズです。これまで取り上げられてきたのは、

元西武ライオンズの渡辺久信氏
元ヤクルトスワローズの安田猛氏
元横浜ベイスターズの駒田徳広氏

各氏等の失敗です。

私の失敗の特設ページみたいなのはない(あるかも?)ようです。また不定期にアップデートされているようです。

ビジネスにも当てはまるようなことが書かれていて毎回楽しみにしています。

ちなみに駒田氏の【私の失敗(5)】のURLは、http://www.sanspo.com/baseball/news/20150718/npb15071811000001-n1.html

僕はジャイアンツファンですが、駒田氏がフリーエージェントで移籍したことは残念に思っていました。でも語っているように色々な事情があったようですね。

僕も若いころに沢山失敗をしてきました。今でも失敗し続けています。僕の失敗はどなたも興味ないでしょうが・・・。

最近どんな失敗したかな~。

う~。

えっと~。





思い出せない。

2015/07/10

クライアント数を数えてみたら・・・。

暇だったわけではないですが、クライアントって何社あったかな?と思って数えてみました。

10社もないことが分かりました。

一桁なのか・・・。

ちなみに年間売上は、1社当たり年間N百万~N千万円です。創業以来約10年間に亘ってお取引させていただいているクライアントもいます。

既存客とお取引すると分かりますが、営業経費がほぼゼロになります(ゼロにはなりません)。

基本的にネット営業に特化しているため、営業経費を可能な限り抑えることができています。

我々は、新規客を年間100件獲得みたいな営業戦略を取っていません。そもそも扱っているサービスが特許翻訳の場合、普通、1社に対してある程度の期間サービスをご提供するので、年間新規100件ということはあり得ないです。

新規客を獲得することに対して時間と費用を掛けるよりも既存客に対して時間と費用を掛けます。それが我々の営業戦略です。

新規客の数ではなく、1社当たりの売上を重視しています。

我々のような規模で会社を経営しようとすると工夫して経費削減に務める必要があります。結局、営業経費を削減したというわけです。

ちなみにグランフロント大阪オフィス開設までマジック50になりました!

淀屋橋のオフィスもしばらく残します。


2015/07/07

某機構さんの事業が終了した?

最近、某機構さんの独日の特許翻訳の事業が終了したらしいです。

仕事が終了したため、その事業の独日特許翻訳者さんの幾人かが我々に応募されています。

確かに1つの事業がなくなったので別の仕事を探すことは当然だと言えます。

しかしご応募いただいた方の中には「事業が終わって暇なので応募しました」と堂々と応募書類にお書きの翻訳者さんがいらっしゃるのです・・・。

ちょっと失礼すぎる理由だと思うのですが。

事務所に飾っているゴールデングローブのミニチュア。本日の記事には全く関係ありません(笑)

2015/06/24

マネージャー(候補)募集しています。

淀屋橋オフィスのマネージャー候補の方を募集しています。淀屋橋オフィスと言っていますが、内容によりグランフロント大阪勤務の場合もゼロではありません。

マネージャーというとちょっとハードルが高いなとお思いの場合は、Junior Project Manager 兼 Sales Manager みないなお仕事だと思っていただいても結構かと思います(余計に分からなくなったかもしれませんが)。

とにかく翻訳者さんというよりセールス&マーケティングのお仕事をしていただける(又は手伝ってくれる)方を募集しています。

僕(私)、東京に住んでるけど東京オフィスの所長をしたいなという場合でも結構です。ご応募下さい。グラマラスなオフィスは無理ですが、レンタルオフィスの1室(多分、一人用)を手配します。

よく分からない場合、お問い合わせ下さい(その場合、電話はご遠慮下さい。僕は電話が大嫌いなのです)。

詳細は、こちらを御覧下さい。

2015/06/23

翻訳辞典2016年度版にインタビューが掲載されました!

株式会社アルク様が出版された「翻訳辞典2016年度版」に弊社代表の梶木及び社内翻訳者の山本のインタビュー記事が掲載されています。


アルクさんから2冊もいただきました。
1冊は事務所内で閲覧用に。もう1冊は僕のコレクションに。


カフェコーナーで写真取りましたよ。
なんと1600円ですよ!

良かったら感想なんかを聞かせて下さい。

2015/06/22

海外営業って言ってもね

本日は、海外営業に関して書いてみたい。「海外営業」と聞いてどのようなイメージがあるだろうか?ひょっとして結構カッコイイとかのイメージではないでしょうか。確かに国内営業より海外営業の方がイメージの差というものがあるかもしれませんね。

我々は、以前にも書きましたが海外の営業所みたいなものがありませんので、「海外営業=ネット営業」です。ホームページは、日本語と英語とを用意しています。勿論、海外営業用のHPは後者ですね。

日本語:http://www.mkhonyaku.com/
英語:http://www.mktranslationfirm.com/

うへ~おまえんとこのHPださ~!という声が聞こえて来そうですね。しかし勘違いしてはいけません。

HPはデザインのカッコ良さはどうでもいいんです。お客さんを呼び込んだかどうかが勝負です。ださくてもいいんですよ。別に。

勿論、デザイン重視の業界もあると思いますが、「HPのデザイン=売上」という公式は、少なくとも翻訳業界には通用しないと思います(ひょっとして通用するのかも?)。

この仕上がりのHPで海外のお客さんから反応を待っているわけですから、かなりチャレンジャーかもしれません(なんとかしなくてはならないので現在策を講じております)。でもちゃんと反応はあります。現在取引をしている海外のお客さんはHP経由です。

我々の海外営業に関しては、本当にHPを設置してるだけ。昔は、ダイレクトメールなんかも不定期に送ってましたが、今は廃止しました。営業って結構恋愛と似ていて、追っかけても相手は離れていくだけです。ちょっと待ちの姿勢も必要です。

海外営業というのはそれほどカッコイイものではありません。存じ上げている翻訳会社さんでは、営業マンが夜まで残って(時差の関係で)、べたに電話を1件、1件掛けるそうです。夜遅くほとんどの人が帰ってしまったオフィスで、寂しく海外に電話をしている営業マンの姿を想像すると、涙が出ますね。でも電話さえあれば、国内にいながら海外営業ができます。

海外であろうが、国内であろうが営業ってこんな感じで泥臭いところがあります。先日お話しした大手の翻訳会社の営業担当の方は、10回訪問しても仕事をいただけないお客さんがいると言っていました。諦めずに15回訪問するつもりだと笑って話されていました。

実際、手段はなんでもいいと思います。電話営業もあるだろし、ファックスDMもあるだろうし、海外での展示会出展もあるだろうし、個別訪問もあるだろし。コンテンツマーケティングと言うか、ブログ記事を書いて知名度を広めるというやり方もあるし、営業は結果が全てですから、お客さんを獲得さえできれば(ルールさえ守れば)結果オーライみたいなところがあります。

事務所にも色々な翻訳会社からDMが届きます。郵便でも来ます。ベトナム語とか、チェコ語とか、ルーマニア語とか、エジプト語とか。でもあんまり我々をターゲットにしてるわけではないみたいなDMも多いですが・・・。海外のベンダーさんのDMを見てると気づきますが、ベンダーさんの特徴はとにかく「我が社はTradosを使っています!」だけ。もっと他に売り込むことあるだろと思いますが・・・。

仕事を取ってくれのが僕の仕事なので別に感謝してくれとは言いませんが、お仕事獲得するのって簡単じゃないんですよ。本当に。

せっかく獲得しても、価格交渉とか、送金方法とか、支払いに用いる外貨(ドル又はユーロとか)も決める必要があります。

クライアントによってはISOを取得している関係(多分その関係)でその分野に精通している翻訳者又はその分野の学位を取得している翻訳者以外は翻訳を担当させてはならないという契約もあります。

せっかく最終段階まで辿り着いても交渉が決裂する場合も勿論ありますね。勿論、こちらからお断りする場合もありますし、断れれる場合もあります。残念ではありますが、ご縁がなかったということでしょう。僕は気にしません。営業ってこんなものだと思います。


射撃を楽しむオフィス・マネージャー(自称「営業のプロ」)。


2015/06/12

こうすれば落ちる!面接編

今回は、こうすれば絶対に不合格になる面接におけるコツみたいなのを書いてみたい。在宅翻訳者さんは面接を受ける機会が少ないかも知れないが、知っていて損はないと思う。我々は、お顔も拝見したことがない翻訳者さんにクライアントのドキュメントを預けにくいので、関西にお住まいの翻訳者さんに対しては、面接を行っています。

それでは、以下に列挙してみたい。

1.遅刻する

これは絶対にダメ。1分遅れても遅刻は遅刻。遅刻は非常に印象が悪いです。その後の面接で起死回生のサヨナラ逆転満塁ホームランでも放たない限りまず逆点は無理。遅刻してくる人の言い訳は「初めての場所だったので」であるが、そういう人は2回目もきっちり遅刻します。ビジネスでは遅刻は認められないことぐらい若い時に先輩達に口酸っぱく言われていると思います。それが大人になっても治らないのは本人の問題。交通機関の問題ではないと思います。

2.睨みつける

とにかく面接中、鬼の形相で睨みつける。会話も非常に高圧的になる。確かに面接はある意味勝負だと思うので、面接官をあたかも仮想敵と捉えるのはある程度仕方ないが、常識的に考えて、睨みつけるよりも笑顔を見せた方が印象は良いです。我々としては、苦虫潰したような顔をしながら仕事をする人より笑顔でお仕事をやってくれる人を求めます。難しい顔をしている人が狭い事務所に一人でもいたら事務所全体が暗くなっちゃいますのでね。

3.通ぶる

「いや~どこどこの誰々さんと付き合いもありまして、この間もどこどこに行ってきたのですが、結構良かったですよ。僕的にはやっぱりこうこうしかじかと思うのですがね~。で、あれがそうで、これがあーで。これも知っていますよ。勿論、あれも経験済みです」的にとにかく通ぶる。それだけの人脈及び経験があれば、いっそのこと独立して自分でビジネス始められるのではないかと思ってしまうが、こういう人に限って就職を選ぶ。ただし通ぶった人の方がうける会社もあるらしいので、そういう企業様の面接では心置きなく通ぶってみてください。

4.あれもこれも全部できると言い切る

「いや~外内も、内外も、先行技術調査も、中間も、あれも、これもしてました」という風にとにかくあれもこれもできると言う。こういう人はとにかくこちらからの質問に対しても「ですよね~」と全肯定する。どうもうそ臭い。できないことはできませんと正直に言っていただいた方が良いと思います。

5.全く話さない

とにかく会話が成り立たない。こちらがしびれを切らしてホームランボールを投じても凡打する以前に見送る。引退するプロ野球選手の最終打席は打ってもらえるように打ちやすいボールを投げるのだが、それを堂々と見送るようなものだ。そういう打者に限って次の難しいフォークボールに手を出して、現役最後の打席をゲッツーで終える。野球の話はこれぐらいにして、とにかくこういう方は、採用させていただいても事務所内でも会話が成り立たないだろうからチームで仕事をするのが苦手なのだと推測してしまう。

6.返事を急かす

来週そうそうに派遣会社から結果が出る。だから早く返事をくれと言う。派遣は早く返事した者勝ちなので返事が来たら即受けなければならないみたいなことを言う。本当かどうかは知らない。こういう人に限って、その派遣会社から不合格になる。すると「いや、実は御社が第一希望です」と手のひらを返したように言い始める。正直に他社も受験していることを言ってくれるのはいいと思うが、あまり急かすのもどうかと思う。

まぁこんな感じで書いてみましたが、面接はやはり楽しいですよ。色々な方と本音でお話ができる場でもありますので。ご縁があればいいですね、といつも感じています。

私が鬼の面接官です。

2015/06/10

最近のPCって小さいのね

自宅用のPCを買い替えました。2009年からずっと使っていたPCを引退させました。元々VISTAが搭載されていたものです。2012年頃にパソコン屋さんに自宅まで来てもらって7を搭載してもらいました。それが引退。どうも立ち上げてからワードがなかなか起動しなかったりするので思い切って買い換えることにしました。

購入したのがこれ。



弁当箱みたい。

机の上を広く使えそうです。

このPCの気に入っている点は、モニター出力が2つあるところです。HDMIとDPの出力があります。ケーブルさえ接続すれば即デュアルモニタの設定が完了です。こりゃいいや。Windows 8.1です。

グランフロント大阪のコラボオフィスnxの僕のデスクのPC(Windows 8.1)は、これ。

マウスのちょっと遠方側にあるのがPCです。


小さ過ぎてどれがPCか分からない・・・。2GBしかないのでWindows 10 を搭載することは難しいかもしれませんが。もしダメなら8のままで使います。展示会とかモニター表示が必要なときにでも活躍してもらいましょう。

最近のPCは本当に小さいです。

出張用のノートPCは、これ。ウルトラブックです(Windows 7)。


左が旅には欠かせない首枕(IKEA製)です。

画面サイズは13インチです。15インチあれば仕事がしやすくなると思いますが、出張時は、これぐらいで妥協するしかないですね。あまり大きくてもかさ張るだけだし。出張時もガチで仕事をしなければならない場合は、外付けのセカンドモニタを持っていきます。小さなモニタですが、モニタが2台あるとやはり仕事ははかどりますよ。そう言えば、携帯端末をセカンドモニタとして使用できるようにも設定しています。

事務所のPCはSSD型のデスクトップ(Windows 7)です。SSDですので確かに起動は早いですね。まだまだ現役で頑張ってくれると信じています。DTP作業はほとんどないので、レンダリング系のソフトはインストールされていません。ですのでCドライブにはまだ余裕があります。Windows 10の自動アップデート可というアイコンが表示されています。Windows 10ってどんなOSなんでしょうか?

事務所での僕のメインPCです。足元に置いてます。

ちなみにこれは2009年頃の事務所の僕のデスクのPCの写真です。信じられないかもしれませんが、その当時、B5サイズのノートPCがメインでした(笑)。翻訳ソフトもWordfast Classic を使用していました。

独房のような事務所でした。

よくこれで翻訳できたな、と懐かしく思います。特許の請求項を翻訳するときは、B5画面では、1つの請求項全体を表示させることができなかったので随分苦労した記憶があります。Wordfast Classic は、左右にソースとターゲットを表示させるタイプではなく、上下に表示させるタイプだったので、テキストは、上下方向に倍の長さになっていました。

結局、現在、用途に合わせて僕1人で4台のPCを使っています。

2015/06/06

こうすれば落ちる!不合格になるには!?

書類選考+トライアルにいかにすれば落ちるかについて書いてみたい。巷ではこうすれば合格する!的な記事が多い中、真逆の発想である(笑)。

書類選考に落ちるためには、正直コツがある。以下に列挙したい。


  1. 募集要項を読まない。
  2. 他社の仕事をサンプルとして加工もなにもせずそのまま添付して応募する。
  3. hokujuygduuuuuu58/941@gmail.com のような誰から送ってきたか分からないアドレスを使って応募する。
  4. メール本文に履歴を直接書いて応募する。
  5. 平日は、1~2時間ぐらいしか仕事ができないことを強調する。
  6. まだ経験不足だが学ぶ機会を提供してほしい。しかし翻訳料金だけはちゃんと払ってほしいと言って応募する。
  7. メール本文に「応募します」とだけ書いて後は履歴書を添付する。
  8. どの職種に応募するか具体的に書かない。
  9. 応募理由が残念(今仕事が減っているので応募しますとか)。
  10. 自己アピールがとにかく根性はありますとか根性だけなら負けませんとか、大学時代にラグビーをやっていたので馬力はあるとか、体力だけで勝負をしたがる。

こんな感じだろうか。ただし4だが、中にはファイルを添付せずにメールに直接履歴等を記載することを望む翻訳会社さんもあるだろうから絶対的な意見ではないと思います。

それと5だが、我々は、専業翻訳者さんしか採用していないので6はマイナスにしかならないが、他社さんはそれでもいい場合があります。

ちなみに1は高齢の翻訳者に多いです。7も年齢に拘らず結構多いですね。

9も結構多いです。景気に左右されるので時期によるのかもしれません。確かにそれが応募理由だと思いますが、仕事が減ってるから応募しましたというのは、応募された我々としては気分が良いものではありません。できれば、仕事が減っている減っていないに拘らず是非御社の仕事がしたいです!ぐらい書いてほしいです(嘘でもいいので)。

10ですが、確かに根性は必要かもしれません。しかし我々は翻訳会社なので、体力ばかり自慢されてもね・・・。

1~10全てを実践していただくと100%書類選考は不合格でしょう。お試しください!(笑)


では、次にトライアルに落ちるコツについて書いてみたい。こうすれば確実に落ちます(涙)!


  1. 締切に遅れる。
  2. コメントを付けない。
  3. コメントを付けるのはいいがあまり翻訳に関係がないことを延々と書く。
  4. コメントを付けるのはいいがあまりにも的外れなコメント自信満々書く。
  5. 訳抜けがある。
  6. 誤訳がある。
  7. トライアル依頼のメールに対して返答がない。
  8. フィードバックを要求する。または催促する(何度も)。
  9. 不明点があっても質問しない(翻訳そのものではなくて。例えば、提出時のファイル形式とか)。

トライアルは、本番と同じなので、上記はトライアルだけではなくて実ジョブでも当てはまるでしょう。

特に1は致命的ですね。トライアルに遅れてくる翻訳者さんは実ジョブでも間違いなく遅れてくると想像してしまうので。他社さんの実ジョブの都合でどうしても締切に間に合わない場合は、我々の場合、相談応としています。減点もしません。

2ですが、トライアルは短いのでコメントがない場合も勿論あると思いますが、コメントを拝見するとその翻訳者さんのセンスみたいなものが分かります。我々は、翻訳者さんのコメント欄を設けています。本当にコメントがない場合は、「コメントはございません」というコメントをお書きいただければ良いです。逆にコメント欄が白紙の場合、「?」と感じます。

7ですが、我々は重視しています。トライアルの依頼に返答してこない翻訳者さんは実ジョブでもファイル受領の返答も期待できません(そもそもファイル受領の返答なんか必要ないじゃないかとおっしゃる翻訳者さんもいらっしゃるみたいですね)。

8は、期待される翻訳者さんがいらっしゃるのですが、我々は行っておりません。一般企業でも不合格理由は公表しないものだと思うので。法人企業として公表する義務は負ってないと判断しています。ただし合格者には、面接時(もし行えば)、トライアルの評価を提示する場合はあります。

9ですが、トライアルに関する質問は一切お答えしません!という翻訳会社さんがあることを存じ上げています。我々は、翻訳自体に関する質問(この単語はどう訳せば良いかとか)はお答えできませんが、それ以外のことはお答えするようにしています。上を繰り返すようですが、トライアルも本番です。本番は質問するけど、トライアルは質問しないというのはおかしいと考えています。トライアルを実施した側もミスはするでしょうし、それに答えないのもおかしいと思おうので。

上の全てを実践されることはまずないと思いますが、逆に言えば、上の反対をやれば合格率は飛躍的に上がると思います。

私が審査しちゃうわよ!(鬼軍曹)
[keyword] 特許翻訳 | 知財翻訳 | パテント翻訳 | PCT翻訳
twitter: @mkhonyaku
HP: http://www.mkhonyaku.com
翻訳者さんを募集しています。ご興味のある方は、こちらをご覧下さい。

2015/05/25

チラシ配ってもいいの?

某施設内のテナントさん向けにチラシ配ってもいいというか、配っていただけるシステムがある事自体存じ上げませんでした。

先月、配ってもいい(というか配っていただく)ということを初めて知ったので、急いでチラシをデザイナーさんに作っていただきました。

このブログには掲載できませんが、チラシが完成!

200枚ほどを印刷します。後は、事務局のようなところに持って行けば配っていただけるようです(ポストシューティングしていただけるようです)。

某施設だけにお配りするのはもったいな~。

こんにちは。MKTFです。

2015/05/23

引っ越しすることになりました

突然ですが、9月頃に引っ越しすることになりました。今度は、大阪駅に引っ越します(予定ですが)。

大阪駅に事務所があれば、大阪のみならず、神戸、京都等の方面からも通勤ができますし、お客様をお呼びすることも可能になります。現在の事務所はスタッフ以外の立ち入りをお断りしているので、作業と打ち合わせとを同じビル内でできれば効率が良いと思います。

ただし今度の事務所はそれほど大きくなく、そもそもコラボレーションを目的としているので、何か新しいことを他社様と共同で始めたいですね。

期間限定でフリーランサーさん(翻訳者さん、校正者さん、デザイナーさん、マーケターさん)等にオンサイト勤務していただいたりなんかも想定しています。

今の淀屋橋の事務所もしばらくは併用するかもしれません。

廊下の壁はこんな感じです。

セミナースペースも併設されているので9月以降は定期的にセミナー開催もしたいです。事務所のミーティングもミーティングルームでオシャレに行いたいですね。コーヒーとか注文して。近大マグロも月1で食べたいです・・・。

机等の家具も備え付けみたいですので、引っ越しは楽かもしれません。冷蔵庫と電子レンジは持っていくつもりです。

では。


【提案募集のお知らせ】コラボレーションのご提案を募集しています。

*我々は知財(特許、商標等の明細書、OA等、リーガル文書)に関する翻訳を行っています。我々とコラボレーションをお考えの企業様及びフリーランサーさんがいらっしゃったらどうぞご提案をメールでお送り下さい。又は僕をそこら辺で見かけたらお声をお掛け下さい。

僕はこんな感じの姿をしています。


[Keyword]
特許翻訳 | 知財翻訳 | パテント翻訳 | PCT翻訳 |パリルート