2015/11/30

紙芝居風に我々のワークフローをご説明します。

我々のワークフローは以下のようになります。

原稿を待つ!

原稿が届く(実際には、メールで届く)。
ワード数なんかをシステムで解析する!
遊んでいる翻訳者に電話して翻訳させる!

鬼のように翻訳する!
チェックする!
隅々までチェックする。
涼しい顔してチェックが終わるのを待つ!
真っ赤になって返ってくる!
徹夜で修正する!
徹夜して朝食は高級ホテルでいただく!
チェッカーは、駅前のゲーセンでワンプレーしてから出勤!
修正が終わった頃には誰もいなくなっている・・・。
その後、昼からしーすー(近大マグロ)を食う!
ランチ食べたので野球でもしに行く!
幸せの瞬間


2015年にやることってなんだっけ?

本日、ブログの下書きを眺めてみました。すると2015年の当初に書いたと思われる下書きに見つかりました。

やはり抽象的にしか書かれていないことは、実現しませんね・・・。単なるメモに過ぎないのですが。

とにかく社内の翻訳者は一応定数に達したしましたのでなんとなく目標は達成されているようにも見えます。しかし、「今までできなかったことをやる」という非常に抽象的なことをやれたかどうかは評価のしようがないです・・。

以下は、2014年の待つ又は2015年冒頭に書いたと思われる下書きです。

【ここから】
「今までできなかったことをやる」を2015年の目標にしようと思います。

今ままで人数が足りないのでできなかったことがありました。翻訳者が足りないため受注できなかったお仕事がありました。

今年はスタッフを巻き込んで今までできなかったことをやっていこうと思います。
【ここまで】

2016年の目標は、2015年の売上の1.3倍です。なぜ1.3倍かと言うと、1.5倍は無理そうだからです(笑)。

年末年始の営業のお知らせ

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

年末年始の営業日は、以下の通りでございます。

事務所休み期間:2015年12月26日(土)~2016年1月3日(日)

新年の納品は、1月4日(月)の13時以降でございます。

どうぞよろしくお願いします。

株式会社MK翻訳事務所
代表 梶木正紀

2015/11/28

翻訳が5年で消滅してもよいように

本当に翻訳は5年で消滅するだろうか?もうちょっと長生きするような気もしています。実は。しかし今から行動を起こす必要があるのは、僕が経営者だからです。スタッフもいるし、ある日突然仕事がなくなったら彼らも困るし。

僕は昭和生まれなので、半生記ほど生きています。これまで自分の人生で大きな社会的な変化を経験しています。そのとき、多くの会社が倒産しました。

1つ目は、1ドルが360円でなくなったときだ。今の若い人は、1ドル=360円の時代なんて想像できないだろうが。このとき、輸出関係の中小企業の多くが倒産した。確か1970年ぐらいではないかな。僕が小学生の頃の話だ。王選手がまだ現役でホームランをかっ飛ばしていた時代です。確かFAXなんてなくてテレックスの時代です。

2つ目は、1990年頃にバブル崩壊だ。この時、僕はやっと社会人になって、ホテルに就職した。就職したときは景気はよかったです。日本の会社が世界の名だたるホテルを買収していったのもこのときです。でもバブルが崩壊したとき、日本の会社は買収したホテルを手放さざるを得なくなりました。それまで湯水のようにお金をホテルに落としていた多くの中小企業のお客さんがぷつりとホテルを利用しなくなった(倒産した会社も多かっただろう)。

3つ目は、リーマンショックだ。この時、僕は、翻訳者として独立していた。知り合った翻訳者さんの中に、リーマン・ブラザーズに勤めていたが、会社が倒産したので、翻訳者になったという人がいた。この時は、翻訳業界というよりも、僕の知っている人が随分困ったという話をしていた。金融業界はそざ大変だったと思います。

共通しているのは、僕が経験した3つの社会的な変化は、ある日突然やってきていることだ。さぁピンチになりますよ。準備はいいですか、という警告は発してくれない。

次は、4つ目だ。きっと2020年頃だと思う。機械翻訳及び人工知能が翻訳業界を征服するときだ。

僕は、4つ目がある日突然やってきても乗り切るつもりでいます。

僕も経営者ですから行動はすでに起こしています。

こいつは機械だけど、大歓迎。だけど人間の仕事を奪っていることは間違いない。

翻訳が後5年で消滅すると仮定して・・・。

後5年で翻訳という仕事がなくなると仮定して(この記事をご覧下さい)、色々考えてみました。

ホテル業界からAirbnbが生まれたのではない。

タクシー業界からUeber が生まれたのではない。

翻訳業界から機械翻訳が生まれたのではない。

業界をひっくり返す新サービスは他業種から生まれる。

同業界からは自身の業界が儲かるアイデアしか生まれない。自身の業界が滅びてしまうアイデアを思いついても提案するはずがない。

新サービスはお客さんが必要だと感じる必要がある。

だから新サービスは他業種から生まれる。


こんなアイデアはどうかしら!

2015/11/26

翻訳は10年以内に消滅する職業か?

様々なメディアで、翻訳は10年後に消滅する職業だと言われています(20年後だったかもしれません)。私は、10年ではなく、5年後だと思っています。消滅するというか、今の形を維持することはないと思います。

私は、10年後も20年後も翻訳は消滅しないと思っていた方です。最近、機械翻訳と人工知能の驚異的な発達を知って、考えを変えました。現在の形の翻訳は、5年後には消滅すると思います。今までは、技術の進歩に目を背けていました。現在、利用できる様々のテクノロジーは、ほんの一部です。研究室ではもっと進歩したテクノロジーがあふれています。

ただし、日本語やグルジア語などの特殊言語を介した翻訳は、5年以上続くと思います。文法的に似通った特定のヨーロッパ言語の翻訳から段階的に消滅が始まると思います。ですので、機械翻訳や人工知能がいくら発達しても一斉に翻訳という職業が消滅することはないとは思っています。

機械翻訳が進歩する速度も飛躍的に上がっていますが、最近では、機械翻訳と人工知能のハイブリッド型の翻訳ソフトが登場したそうです。機械翻訳が提示する下訳に対して人間がポストエディットを施す。この作業パターンを人工知能が学習し、次のセグメントには、人工知能が訳の候補を提示する、といった内容だそうです。

つまり何億、いや何兆という対訳コーパスをコンピュータが収集し、そのコーパスを人口知能が学習するわけです。この作業パターンがビッグデータ化されるとどうなるでしょうか。

例えば、自動車業界も同様なことが言えます。10年後は、「人間が運転している方が危険だ」という社会が実現するでしょう。10年後、運転手という職業が消滅しているかもしれません。5年後、人間が翻訳している方が不正確だという社会が訪れるかもしれません。

20年後の将来の人々は、「20年前は、翻訳する場合、ゼロからタイピングしてたらしいよ。その当時は大変だったろうね」と言ってると思います。

我々は翻訳会社ですので、翻訳が消滅すると困ります。

心配ありませんよ!

ちゃんと考えています。

後5年か~・・・。


2015/11/21

顧客を満足させる方法

簡単に書きますよ。

いくら正確に翻訳しても翻訳は売れません。

っえ?

どういうこと?

顧客が満足するように翻訳すれば翻訳は売れます。

そう割り切れるようになったらグンと顧客満足度が上がります。

顧客満足度が上がれば、当然、売上も上がります。

顧客満足って難しいよね~。
この状態になるとリピート客により経営が安定します。

とにかく言われたことは「はい!」と答えましょう。
*ごちゃごちゃ言ってはいけません。

翻訳を質を上げるとか、料金を下げるとかとかよりも圧倒的な効果があります。

翻訳論を論じるとかもってのほかです。翻訳が専門ではないクライアントにいくら難しいことを説明しても時間の無駄です。「御社のご指示通りに翻訳いたします!」と言う方がクライント受けはいいですよ。

それに翻訳がうまいからといって顧客が満足するとは限りませんしね。

2015/11/15

11月15日(日)をもって淀屋橋事務所は完全に閉鎖しました。

本日(11月15日)、業者さんにきていただいて淀屋橋事務所の家具等を全て廃棄していただきました。2009年から続いた淀屋橋事務所を完全に廃止しました。

約6年間、この淀屋橋事務所で頑張ってこれたのもオーナーさんが我々を気に入ってくださって入居を許してくれたお陰だと思います。

机等の事務用品は全て廃棄処分しました。数百冊の書物は、ひとまずグランフロント大阪の近くのレンタル倉庫で一時的に保管することにしました。

会社の経費でじゃんじゃん本を買っていました。


この事務所に引っ越してしばらくは、自宅はまだ神戸の灘区でした。最初は僕一人で事務所を使っていました。仕事が深夜まで続いたときは、床に段ボールを広げて寝てました。しばらくしてお金が入ると徒歩3分のところにある東横インに宿泊しました。それでも節約するために深夜の割引料金を利用しました。

事務所の近くには、ご馳走カレーさんがあって、数えられないぐらいランチはそこでカツカレー(ルー大盛り)を食べました。

1ブロック離れた御堂筋を隔てたところの大阪ガスさんのガスビル食堂は、新しいスタッフの歓迎会で使いました。

ゴールドさん(ボルシチ)も美味しかったな~。

名前覚えてないけど鰻屋さんも何度か行ったな~。

まさか自分が淀屋橋周辺に事務所を構えるなんて夢にも思いませんでしたが、淀屋橋に事務所を構えることができて本当によかったと思います。

事務所から外を見ると雪が積もっていたことがありました。


これで淀屋橋周辺に行くこともなくなるなと思っていたら2週間毎に通っている内科には行くことがあるのでこれからも淀屋橋には通うと思います。

でも今は、もう景色が変わったような気がしますね。

最寄り駅は現在改修中。

お世話になった事務所ともお別れです。
若干寂しげなピース。




2015/11/03

スポーツクラブに通い再度始めました。

フルサービスのスポーツクラブに通い始めました。今年の1月頃、以前のフルサービスのスポーツクラブを止めて、24時間、365日利用可能のスポーツクラブに移りました。

そのスポーツクラブは、3ヶ月で止めてしまって、7月~9月は気持ちがいいので屋外を走っていました。

そして10月から今のフルサービスのスポーツクラブに通い始めました。週に4日ほど運動しています。それとグランフロント大阪のランニング同好会(ランニングソシオ)で早朝5キロほどを週に2~3回走っています。

結論から書きますが、僕は、今通っているフルサービス型のスポーツクラブで運動するのが一番体に合っています。汗も出ますし、体重を落ちやすいです。

ホテルも、フルサービスのホテルもあれば、サービスを限定しているホテルもあります。当然、前者の方がお値段が高いです。でも寝るだけだったら後者のホテルで十分という場合もあるでしょう。

翻訳にもフルサービスの翻訳もあれば、サービスを限定している翻訳があります。

どちらが良いかは、クライアントが選ぶことになるでしょう。

僕は、年間利用料の安さと、年中利用できることを選んで24時間、365日利用可能のスポーツクラブに移りました。しかし、僕には合いませんでした。今では、フルサービスのスポーツクラブでしか運動はしません。

ちなみに今から宝塚歌劇を観に行きます。源氏物語だそうです。