2017/02/17

「とよなかチャンバー vol. 590」の「とよなか企業探訪(第122回)」に弊社が掲載されました。

これ。


我々は、大阪市内に拠点を置いていますが、豊中商工会議所さんにも加入しております(豊中市内に支店がなくても加入できるみたいです)。

色々経営相談をさせていただいた結果、加入させていただくことになりました。

では!

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2017/02/16

今後のトライアル

一部のトライアルに以下の但し書きを付けることになった。

「弊社のトライアルは、機械翻訳を使ったことを理由に不合格にはいたしません。最終提出物を翻訳文として純粋に評価いたします。」


2017/02/14

アウトソースすること、しないこと

僕の事務所の方針で、売上が上がらない部門(経理とか)は、アウトソースすることにしています。売上が上がる部門(翻訳)のみ社内で行っています。年商1億円以下の会社はこれでいいと、言われて、考えてみたらそれでいいかと思いました。

契約書のリーガルチェックもアウトソースしています。内容により、行政書士さんか弁護士さんを使い分けています。特に英文契約書は、リーガルチェックを必ず行います。リーガルチェックを行った上でサインします。適当にサインなんて絶対にしません!

10年前会社を設立するとき、行政書士さんに依頼しました。自分でできないわけはないと思いましたが、アウトソースしました。理由は、すでに翻訳の仕事を開始していたので、忙しすぎて、自分で登記する時間がなかったためです。もう1つの理由は、会社登記の方法を学んだとしても将来会社登記を再度行うことはない。ノウハウを蓄積する意味はないと判断しました。可能性としては、将来、別の会社を設立することはあるかもしれません。しかしそのときは今よりも忙しいはずなので、行政書士さんに依頼するはずです。ということは会社登記のノウハウを貯める必要は全くありません。

外国人スタッフのビザ関係の手続きも行政書士さんにお願いしています。できないことはないでしょうが、プロに任せた方が確実です。それに一度不受理になると再交付まで時間がかかるらしいので。大阪南港の入国管理局まで往復する時間もありませんので・・・。

僕は全てを自分一人でしません。スタッフもいます。プロの方々もいらっしゃるので。コラボレーションです。会社の基本方針の1つです。

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本日は、バレンタインデーですね

本日は、待ちに待ったバレンタインデーですね。

しかし事務所的にはチョコレートの交換を禁止はしていませんが、少なくとも僕は受け取らないことにしています。

ですから毎年事務所ではゼロです・・・。

と思っていたら昨日開催した歓迎会のお礼として新しいスタッフからチョコが。

でもみんなで食べるので・・・。

先程ナレッジサロンの担当の方がチョコを配っていました。これもカウントすると2個か・・・。

奥さんからももらえたので3個。ちなみにその日のうちに全部食べてしまったのだが、チョコは、2ー3日に分けて食べるものだと叱られた。

追記:そして本日(2月15日)、大学の後輩に会ったときにもらえたので4個・・・。

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2017/02/13

今日は、新スタッフの歓迎会

本日は、1月に入社したスタッフの歓迎会ランチを開催するのでいつも在宅勤務のスタッフも出勤しました。いつもより1名多いです。

場所は、いつも利用させていただいているグランフロント大阪北館2階のサントリーウイスキーハウスさん。

歓迎会はいつもランチタイム。忘年会もランチタイム。ハンバーグ派が4名、魚派が1名。

勤務時間内に終業できるように開催はランチタイムにしています。

話題は、大阪の南、大阪の北、新世界、赤穂、ジョージア州、有機化学、バーボン、豊中、ネイティブであってもTOEIC満点取れるわけではない、ブルース、阪急沿線はコープが多い?、社長は寒がりなどでした。

その後、事務所勉強会(というかミーティング)。在宅スタッフの赤ちゃん(生後3ヶ月?)をオンラインごしに初めて見ました。

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2017/02/12

10年目で止めたこと

創業以来10年経過しました。次の10年のために、新しいことをしようと決心しました。Hybrid Translation なんかもその1つです。

止めたこともあります。

1つ目は、twitterと facebookを中止したことです。士業さんやフリーランサーさんは、必要かもしれませんが、翻訳会社として特に必要ではないというのが10年間で分かったことです。翻訳会社さんの社長さんが書いているブログをあまり存じ上げません。恐らく忙しすぎて書いている時間がないのだと思います。twitterと facebook経由で仕事が生まれたことは略ゼロです。宣伝広告を果たしていません。

2つ目は、ファックスDMも中止しました。実は反応率は低くなく、費用対効果も比較的高いことが分かりましたが、当初考えていたことが実現できそうにありません。戦術としては悪くないかもしれませんが、別のことを考えようと思います。

3つ目は、SEOも止めました。以前も書きましたが「特許翻訳」というキーワードで1位で検索されたとしても売上に直結しないことが分かりました。特許翻訳業界ではSEOは無視しても良いと判断しました。2016年の年末の休みにちょうどホームページの契約更新の時期が来ました。そのタイミングでホームページを削除しました。しかし自分自身、事務所の住所を覚えてないのでホームページがないと困ることに気づきました。慌てて新しいホームページを正月休みに作りました。その結果、ドメインが新しくなりました(笑)。

4つ目は、名前は言えませんが某CATの使用を中止しました。トラブルが発生すると半日はかかるし、ファイル交換でフィールドコードは破綻するし、バージョンが異なれば問題が発生するし、第一、価格が高い!だから止めました。

続けることは続けて、止めることは止めます。次の10年のために。

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2017/02/11

翻訳だけで食べていける人、いけない人

大学時代、少しだけギターを弾いていました。モントローズというバンドのコピーバンドのようなものを少しやっていました。社会人になって音楽からは離れた生活をするようになりました。大学時代購入したギターはギブソン・レスポール・カスタムという当時26万円もした非常に高価なギターなのでずっと家に大切に保管していました。ほこりをかぶったままだったのであまりにも可哀想に感じたのでメンテナンスをすることにしました。近くの楽器屋に電話で問い合わせると2万5千円ぐらいでリペアできるという話でした。ずっとほったらかしたしていたギターが2万5千円で綺麗になるなら安いものだと思いました(女の人もエステにこれぐらいかけると思います)。何度かそのお店のリペア担当者さんとメール交換をしました。結局、ギター自体を見てみないとなんとも言えないようなので、本日、土曜日にギターを持っていきました。

リペアの店の担当者さんは、僕と同時代の音楽を聞いていたようで、マイケル・シェンカー、リッチー・ブラックモア、ニール・ショーン(ジャーニー)、ランディー・ローズ、ナイトレンジャーなんかの話題で30分ほど盛り上がりました。そのリペア担当の方は、昔、スタジオ・ミュージシャンをやっていたそうです。音楽で食べていくのは本当に大変で、音楽を辞めて別の仕事をしていたこともありましが、縁があって今、楽器屋さんのリペア担当者としてお仕事をなさっているとおっしゃっていました。

「音楽で食べていくことは大変」であることは皆さんもご存知でしょう。ギターがうまい人はゴマンといるでしょうし、うまいだけではデビューできません。ルックスも大切です。スタイルも重要でしょう。

ふと考えてみましたが、「翻訳で食べていくことも」大変です。英語ができる人はごまんといます。英検1級とかTOEIC900点とかサラリーマンの中にも大勢いらっしゃいます。「翻訳だけで食べている人」は、日本中の労働者の中で極少数でしょう。それに英語ができても科学技術のことが分からなければ、特許翻訳は不可能でしょう。

実は、僕も一時期、翻訳から離れた時期があります。向いてないと思ったからです。翻訳以外の仕事をしていた時期があります。その仕事を止めた後、無職だった時期もあります。僕の事務所は、退職を引き止めない方針です。退職後どうするかも問いません。自分の人生ですから自分で決めれば良いと思います。何年かしてまた翻訳を始めても良いと思っています。翻訳以外にも仕事は色々ありますから自分でベストだと思う仕事を選べば良いと思います。日本に住んでいる限り、自分の人生は自分で決めることが比較的簡単でしょう。それにサラリーマンには、自由に退職する権利があります(経営者には自由に解雇する権利はありませんが)。

色々なことがありましたが、現在は、翻訳会社の経営者です。僕は、翻訳者ではなく経営者を選びました。翻訳が苦手だからです。翻訳者としては「食べていけない」だろうと思ったからです。昨年から仕事中心の生活を止めました。好きな音楽、体に良いフィットネスにも時間をかけるようになりました。仕事以外でお付き合いができる方々とも知り合えました。

なんども言いますが「翻訳だけで食べていく」ことはすごく大変です。

しかし「翻訳だけで食べていく」ことを望むなら、上の元スタジオ・ミュージシャンの方のように、現場(スタジオ、ステージ)以外のお仕事(リペア)も検討してみるべきです。僕は、「翻訳だけで食べていく」ことを望んだので、不得意な翻訳(現場の仕事)を諦めて、得意な会社経営を選びました。その結果、今でも翻訳業界にいます。翻訳以外の仕事はしていません。翻訳だけで食べています。

幸いにも翻訳業界には、ポストエディットという新しい仕事が生まれました。将来、「翻訳だけで食べていく」人に加えて、「ポストエディットだけで食べていく」人が誕生すると思います。

「昔、スタジオ・ミュージシャンをやっていました。ふとしたきっかけで今はポストエディットをやって生活しています」という人と出会っても不思議はないと思います。そのときは「やっぱりマイケル・シェンカーは、神だよね」みたいな話をしてみたいです。

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