2017/12/21
【お知らせ】学習型機械翻訳(Adaptive Machine Translation)を導入します!
2018年から学習型機械翻訳(Adaptive Machine Translation)を導入することになりました。詳細は、右カラムの「PR_学習型機械翻訳導入のお知らせ」をご覧下さい。
2017/12/19
納品は早い方が良い?
ある同業者さんは、翻訳者の評価を数値化している。勿論高い品質は高い点がもらえる。興味深かった点がある。それは、納品の早さだ。納期に遅れればマイナス評価だ。これは当然だろう。しかし納期の時間より、例えば、6時間早かった場合、プラスXX点もらえるのだ!そりゃ早ければ早い方がいいだろうが、こういう評価もあるのかーと思ってしまった。
2017/12/17
2018年のサービスは2つ
2018年からは、我々のサービスは、おおきに分けて、2つになります。
人による翻訳(HTR)及び学習型機械翻訳(AMT)、並びに機械翻訳+ポストエディタ(MTPE)です。
MTPEですが、当初は、定価の半額を目指していましたが、到底ムリでした・・・。恐らく、定価の20%オフに落ち着くと思います。AMTは、定価の25~30%オフぐらいだと思います。
正式決定されればHP等で公表いたします。
人による翻訳(HTR)及び学習型機械翻訳(AMT)、並びに機械翻訳+ポストエディタ(MTPE)です。
MTPEですが、当初は、定価の半額を目指していましたが、到底ムリでした・・・。恐らく、定価の20%オフに落ち着くと思います。AMTは、定価の25~30%オフぐらいだと思います。
正式決定されればHP等で公表いたします。
2017/12/14
2017/12/12
2017/12/11
2017/12/09
2017年の翻訳祭は経営者向けのコンテンツもあったな
2017年の翻訳祭は経営者向けのコンテンツがありました。僕は「助成金」に関するセミナーに参加しました。講師は、社労士の先生でした。経営者向けのコンテンツは面白いですね。
2017/12/08
事務所のネット接続を一部有線に
どうも無線の接続状況が芳しくない。座席の位置によって状況が芳しくないところと、問題がないところがある。しょうがないのでネットは有線接続もできるようにケーブルを足した。これで安定はするようになったので一安心。
2017/12/03
2018年の翻訳祭は京都で開催されるらしい
2018年の翻訳祭(主催:日本翻訳連盟さん)は、京都で開催されるらしいですね(二次会は、先斗町で決まりだね!)。ここ数年、翻訳ツールのデベロパーさんの交流会とか、集まりとかが、翻訳祭の前日及び翌日に開催されてきた。来年は、どうするのだろうか?京都で開催されるのだろうか。電車で30分以内なら滋賀県もありかな?今後は、隔年で東京とそれ以外の都市での開催になるのだろうか?翻訳祭に合わせて関東のお客さん巡りをされている大阪の会社さんとか翻訳者さんはちょっと予定が狂いそうですね。
2017/11/30
のべ3日程東京に滞在したのだが・・・
なんと Alexis Ren も同じ時期に東京にいたのか!遭遇するチャンスはなかったが・・・。次回来日する際は、是非、大阪にもお越しいただいて、もし可能なら大阪駅付近までお越しいただけないかと思う。そして事前にその旨をこっそりメッセージしていただけないだろうかと、思う。
まぁそれはさておき、長年お会いできなかった方に会えてよかった。
まぁそれはさておき、長年お会いできなかった方に会えてよかった。
2017/11/28
過剰な品質管理
最近、品質管理違反の新聞記事を目にすることがあります。社内基準を満たしてなかったのに出荷したという違反です。当然、翻訳会社にも社内及びクライアントの品質管理というものがあります。違反するわけには行きません。違反したらした方が悪いので言語道断だとは思います。しかしそもそも満たすことが極めて難しい品質管理というものがあります。
品質管理の目的は何でしょうか。品質を保つことが目的です。できない手順をクライアントへプレゼンして仕事を受注するだけが目的ではありません。どう考えても満たすことが不可能な過剰さ、又は工程が多すぎて工数を考えると利益が出るとは思えない過剰さという管理方法があります。
勿論、一旦クライアントと契約を結んでしまえば、違反するわけにはいかないので、過剰でも手順を遵守するしなかいという場合もあるでしょう。
品質管理ですが、CATツールには、品質管理機能がデフォルトで搭載されています。デフォルトの機能とワープロ側の校正ツールとがあれば十分な気がします。もしこれで不十分な場合、そもそも翻訳が悪すぎるのではないかと疑った方が理にかなっています。翻訳が悪ければ、校正ツールごときではどうしようもありません。
本日、あるツールの交流会に出席してQA機能を簡単に説明されたときに、ふと上のことが頭に浮かびました。
To be continued...
品質管理の目的は何でしょうか。品質を保つことが目的です。できない手順をクライアントへプレゼンして仕事を受注するだけが目的ではありません。どう考えても満たすことが不可能な過剰さ、又は工程が多すぎて工数を考えると利益が出るとは思えない過剰さという管理方法があります。
勿論、一旦クライアントと契約を結んでしまえば、違反するわけにはいかないので、過剰でも手順を遵守するしなかいという場合もあるでしょう。
品質管理ですが、CATツールには、品質管理機能がデフォルトで搭載されています。デフォルトの機能とワープロ側の校正ツールとがあれば十分な気がします。もしこれで不十分な場合、そもそも翻訳が悪すぎるのではないかと疑った方が理にかなっています。翻訳が悪ければ、校正ツールごときではどうしようもありません。
本日、あるツールの交流会に出席してQA機能を簡単に説明されたときに、ふと上のことが頭に浮かびました。
To be continued...
2017/11/26
閉鎖後に新たなコラボレーション
ある会社が業務を終了することになったり、縮小することになると、それまで在籍したスタッフさんは、個人で独立する場合もあれば、数名で集まって新しく会社を立ち上げる場合がある。
家電メーカー業界でも、医薬業界でも、翻訳業界でもこういうことが起こりますね。こういう場合、また新たなコラボレーションが生まれるみたいです。
家電メーカー業界でも、医薬業界でも、翻訳業界でもこういうことが起こりますね。こういう場合、また新たなコラボレーションが生まれるみたいです。
2017/11/24
出展とか
先日、業界の方とお話をした。展示会というかイベントへの出展に関して、お話をした。プレゼンスを高めるには有効な手段ではないかというご意見だった。ただし1回出展しただけでは即効果がでるわけではないらしい。毎年出展するぐらいのコミットメントみたいなものが必要です、とのことだった。なるほどと思った。
ただしちゃんとターゲットを決めて、出展目的も決めて、どの展示会に出展するかといううことを事前にちゃんと検討しなければ効果は期待できないとのことだった。翻訳会社さんもリクルート目的とか、顧客獲得目的とか、様々な目的を決めて出展されている。
今月は、東京で翻訳祭が開催されます。多数の会社が出展をされますが、各社様々な目的をお持ちのはずです。
2018年は、プレゼンスを高めていこうと考えています。
ただしちゃんとターゲットを決めて、出展目的も決めて、どの展示会に出展するかといううことを事前にちゃんと検討しなければ効果は期待できないとのことだった。翻訳会社さんもリクルート目的とか、顧客獲得目的とか、様々な目的を決めて出展されている。
今月は、東京で翻訳祭が開催されます。多数の会社が出展をされますが、各社様々な目的をお持ちのはずです。
2018年は、プレゼンスを高めていこうと考えています。
2017/11/18
口に出す。
やりたいことがあれば口に出したほうがいいです。これがやりたいとかあれがやりたいとかです。誰かがそれを聞いて「~さん(君)が先日、~をやりたいと言っていた。では、一度やってもらおう」となる場合が多いです。
サラリーマン時代のことを思い出してみるとそうなっていたと思います。まず口に出さないとだめですね。
サラリーマン時代のことを思い出してみるとそうなっていたと思います。まず口に出さないとだめですね。
2017/11/07
Book Expo に行けませんでした・・・。
Book Expo (11月7日(火)開催、グランフロント大阪)に行ってきました!、という記事を書こうと思っていましたが、書店さんしか参加できないのでB1まで今行って来ましたが、事務所に戻ってきました。
今、ネスカフェ飲んでます。
今、ネスカフェ飲んでます。
残業が発生するメカニズム
渋滞が発生するメカニズムは解明されているらしい。では残業が発生するメカニズムは解明されているのだろうか?
先日、異業種の友人と話していたのだが、なんとなく残業が発生するメカニズムみたいなのが分かったような気がした。
簡単なメカニズムだ。
「一人でしてしまう」病が原因ではなかろうか?
自分の代わりを作らないのだ。ある特定の仕事が一人の人しかできないようになっている。自分以外にできる人を育てようとしない。代わりがいないのである。
担当者は、代わりがいないので休めない。休んだとしても休暇から帰ってくると大量の仕事が山積みになっている。
その担当者は、代わりがいないので自分がその仕事をするしかない。通常の業務時間では終了しないので残業してしまう。その担当者は、一種に満足感を感じてしまう。だから後継者を育てようとしない。
先日、異業種の友人と話していたのだが、なんとなく残業が発生するメカニズムみたいなのが分かったような気がした。
簡単なメカニズムだ。
「一人でしてしまう」病が原因ではなかろうか?
自分の代わりを作らないのだ。ある特定の仕事が一人の人しかできないようになっている。自分以外にできる人を育てようとしない。代わりがいないのである。
担当者は、代わりがいないので休めない。休んだとしても休暇から帰ってくると大量の仕事が山積みになっている。
その担当者は、代わりがいないので自分がその仕事をするしかない。通常の業務時間では終了しないので残業してしまう。その担当者は、一種に満足感を感じてしまう。だから後継者を育てようとしない。
2017/11/06
これはダメだ。
納期に遅れてくる翻訳者はダメだと言われる。無断で遅延したら今後は依頼しないとも言われる。
これは、翻訳会社側から見ての話である。
翻訳者側から見れば、
請求書をなくす翻訳会社はダメだ!二度と依頼は受けない。
と言われているらしい。気をつけよう・・・。
これは、翻訳会社側から見ての話である。
翻訳者側から見れば、
請求書をなくす翻訳会社はダメだ!二度と依頼は受けない。
と言われているらしい。気をつけよう・・・。
2017/11/03
募集_社内特許校正者(英/日)募集の件_No. 171103
社内校正者さんを募集しています。詳しくはこちらをご覧下さい。多数のご応募をお待ちしております。
【メッセージ】
特許翻訳だけを提供している会社です。ナレッジサロンで開催されるセミナーやグラフロント大阪で開催されるイベントに参加できます。知財翻訳検定試験合格にも力を入れています。案件が急増しているため、募集させていただきます。他人の翻訳のよし悪しの評価ができるる方、若い翻訳者の指導もできるレベルの校正者を探しています。ご不明点は、メールにてお問い合わせ下さい。
【メッセージ】
特許翻訳だけを提供している会社です。ナレッジサロンで開催されるセミナーやグラフロント大阪で開催されるイベントに参加できます。知財翻訳検定試験合格にも力を入れています。案件が急増しているため、募集させていただきます。他人の翻訳のよし悪しの評価ができるる方、若い翻訳者の指導もできるレベルの校正者を探しています。ご不明点は、メールにてお問い合わせ下さい。
2017/11/02
逃げるのがうまい
先日、YouTubeの野球番組を観ていたら、元中日のGMの落合氏が「最近のバッターは投手の投球から逃げるのが下手になった。俺がこれだけ下手だったら死んでる」と言っていた。つまり逃げるのが下手だと死球になって怪我をするのである。最悪、引退の可能性もあるのだ。
翻訳も同じようなことが言えて、できそうにない案件は逃げた方が怪我をしない。翻訳で三冠王でも目指すなら逃げる方法をマスターした方が良いのかもしれない。できそうもない案件を徹夜でやったら怪我はしないだろうが体を壊す可能性がある。体が壊れたら仕事ができなくなる。
僕は独立した頃依頼された案件はほぼ全て受注していた。体は壊れなかったが精神が壊れる一歩寸前まで行った。やはり断ることを覚えたら正常の状態に戻った。
翻訳も同じようなことが言えて、できそうにない案件は逃げた方が怪我をしない。翻訳で三冠王でも目指すなら逃げる方法をマスターした方が良いのかもしれない。できそうもない案件を徹夜でやったら怪我はしないだろうが体を壊す可能性がある。体が壊れたら仕事ができなくなる。
僕は独立した頃依頼された案件はほぼ全て受注していた。体は壊れなかったが精神が壊れる一歩寸前まで行った。やはり断ることを覚えたら正常の状態に戻った。
2017/11/01
2017/10/31
ファックスDMとか、プレスリリースとかどうやってますか?
今までファックスDMとか、プレスリリースとかは、内製していた。内製というとかっこいいが、要は、社内スタッフが専門家でもなく手が空いたときに作成していた。これではいかんと思ったのでナレッジサロンのコミュニケータさんに紹介してもらってクリエイティブ系のディレクターさんを紹介してもらった。
お聞きしてみたがファックスDMとか、プレスリリースとかだったらプロのクリエイターとかデザイナーとかに依頼せず、社内で誰かが作成すればどうですか?と言われた。会社パンフレットぐらいを作成するならデザイナーに依頼すれば良いらしい。恐らくファックスDMの作成を専門にしているフリーランサーはいないのではないかということだった(いないならなれば日本初とか言えるのではないかな?と思ったが)。
そーですね、と言って事務所に戻った。そして社内でやれば良いようだぞとチャットで流した。
ということで今後もファックスDMとか、プレスリリースとかは社内で作成することになった。
お聞きしてみたがファックスDMとか、プレスリリースとかだったらプロのクリエイターとかデザイナーとかに依頼せず、社内で誰かが作成すればどうですか?と言われた。会社パンフレットぐらいを作成するならデザイナーに依頼すれば良いらしい。恐らくファックスDMの作成を専門にしているフリーランサーはいないのではないかということだった(いないならなれば日本初とか言えるのではないかな?と思ったが)。
そーですね、と言って事務所に戻った。そして社内でやれば良いようだぞとチャットで流した。
ということで今後もファックスDMとか、プレスリリースとかは社内で作成することになった。
2017/10/29
第25回知的財産翻訳検定試験
本日(10月29日)は、第25回知的財産翻訳検定試験実施日ですね。受験される方は頑張ってください! 幸運をお祈りします!
事務所からも何名かが受験します。どうなるでしょうか?
追記:2017年10月30日
試験が終わった本日、受験したスタッフに質問すると、口を揃えて「時間が足りなかった」とのことでした。日頃の仕事と比べると、難易度が格別上がるわけではなさそうなのですが、じっくり調べ物をして休憩している時間はないみたいですね。とにかくお疲れ様でした。
事務所からも何名かが受験します。どうなるでしょうか?
追記:2017年10月30日
試験が終わった本日、受験したスタッフに質問すると、口を揃えて「時間が足りなかった」とのことでした。日頃の仕事と比べると、難易度が格別上がるわけではなさそうなのですが、じっくり調べ物をして休憩している時間はないみたいですね。とにかくお疲れ様でした。
2017/10/25
翻訳で一番難しいこと
特許翻訳の場合、技術分野により難易度に違いはあります。それでも一番難しいのは、「指示書通りに翻訳すること」ではないでしょうか。一番の腕の見せ所は、「指示書に書かれていないことをどのように訳すか」だと思います。やはりお上手な翻訳者ほど処理もお上手です。
2017/10/24
品質と、専門性と
品質は、チームワークに依存することが多い。複数のスタッフがワークフローを通して仕上げるからだ。本人が気付かないミスも他人が見つけることがある。
専門性は、個々の能力に依存することが多い。学歴とか、職歴とか、研究分野とかに依存するので。
専門性は、個々の能力に依存することが多い。学歴とか、職歴とか、研究分野とかに依存するので。
2017/10/22
宣伝、広告費
来期以降につながるように宣伝、広告費にもう少しお金を使いましょうということになりました。ご縁があっていい方がいれば社内スタッフを最大2名まで増やすことも検討します(中小企業はどこもいい人材獲得に苦労なさっているそうです)。
2017/10/17
世界で始めて大西洋を飛行機で渡ったのはリンドバーグ。では2番目は誰?
件名のクイズに答えられる人は少数だろう。
2番目は、バート・ヒンクラーさんという人らしい。
2番目は、バート・ヒンクラーさんという人らしい。
大半の人は、2番目の人のことは覚えない。
商品やサービスについても同じことが言えると思う。
2017/10/16
文章がうまくなるコツ、翻訳がうまくなるコツ
先日の「ライティングと人間中心設計 (人間中心設計推進機構 関西支部主催)」というセミナーでの勝谷誠彦氏がどうすれば文章がうまくなるかという質問に対して「書く量を増やす。うまくないということは書く量が絶対的に不足している」と返答されていた。
翻訳にも同じことが言える。
翻訳が下手な場合、絶対的な翻訳量が足りてない。
翻訳がうまくなるコツは、翻訳量を増やすこと、だ。
2017/10/14
資本主義経済において仕事を途切れさせない絶対的なルール
昨日(10月14日)、グランフロント大阪のナレッジサロンのプレゼンサロンで開催されたセミナーで講師の勝谷誠彦氏がおっしゃったのだが、絶対的に仕事を途切れさせない秘訣が1つある。
安い、早い、うまいと仕事は途切れない。
考えるまでもなく当然だと思う。その反対の、「高い、遅き、下手だと仕事はない。」では、仕事はないだろうし。
昨夜のセミナーは、顧客の方を見るという基本的な考え方を教わったような気がする。
安い、早い、うまいと仕事は途切れない。
考えるまでもなく当然だと思う。その反対の、「高い、遅き、下手だと仕事はない。」では、仕事はないだろうし。
昨夜のセミナーは、顧客の方を見るという基本的な考え方を教わったような気がする。
2017/10/13
ライティングと人間中心設計 (講師:勝谷誠彦氏)に参加しました。
本日(10月13日)、ナレッジサロンのプレゼンサロンで開催された「ライティングと人間中心設計 (人間中心設計推進機構 関西支部主催)」に参加しました。
人類は、Webのお陰で歴史上ない大量のテキストを書いて無料で発表している。昔は、大金を払って自費出版をするなど活字化に努力が必要だった。現在、twitter では、140字入力できるが、大半のユーザは、15字程度である。ブログも2~3行スペースを空けて書いている。プロの物書きからすると、アマチュアのライターさんには、「書きたい」という執着心のようなものを感じない。
物を書くときは、顧客満足を目指す。そのために様々なテクノロジーに対して投資せよ。読者を見て書け。膨大な量を書け。
面白かったです!
タイトルの「ライティング」は、writing の方です。lighting ではありません。
人類は、Webのお陰で歴史上ない大量のテキストを書いて無料で発表している。昔は、大金を払って自費出版をするなど活字化に努力が必要だった。現在、twitter では、140字入力できるが、大半のユーザは、15字程度である。ブログも2~3行スペースを空けて書いている。プロの物書きからすると、アマチュアのライターさんには、「書きたい」という執着心のようなものを感じない。
物を書くときは、顧客満足を目指す。そのために様々なテクノロジーに対して投資せよ。読者を見て書け。膨大な量を書け。
勝谷氏のお話が聞きやすいのは、話したことがそのままテキスト化できるぐらい重複がないから。テキストをイメージしながら話している。原稿を見ない(そもそも用意されていない)。
僕も今度のセミナーは原稿なしスライドなしでやってみようと思います!
もっと面白いお話もありましたが、これぐらいに。
では!
僕も今度のセミナーは原稿なしスライドなしでやってみようと思います!
もっと面白いお話もありましたが、これぐらいに。
では!
2017/10/11
自分より翻訳能力に劣るチェッカーが校正担当の場合の心得
本来、チェッカーは、翻訳者のエラーを見つける仕事なので、
能力=翻訳者<チェッカー
の不等式が成立するべきである。
しかしときには、
能力=翻訳者>チェッカー
の場合もある。そのとき、翻訳者としては、どういう心構えをすれば良いかについて書きます。
結論として諦めが肝心である。
スポーツで例えると、チームのエースである(例えば、ジャイアンツの菅野投手)が7回までリードした状態で、中継ぎ投手にリレーする場合を想像すれば良い。中継ぎ投手の方が、菅野投手より劣るのは明らかである。しかしこの場合、先発投手である菅野投手は、ベンチで声援を送ること以外にできることはなにもない。中継ぎ投手がばしっと抑えて試合に勝つ場合もあれば、逆転されて負ける場合もある。
しかし菅野投手クラスになると、年間15勝以上は勝つし、防御率も2点以下である。日本代表でもエースピッチャーである。心の底では逆転を許した投手のことをボロカス言うかもしれないが、口には出さない。
翻訳者もこれぐらいの気持ちで業務に励んだ方が良い。
年間15勝ぐらいできるチームのエースと言われる翻訳者を目指すべきだ。
能力=翻訳者<チェッカー
の不等式が成立するべきである。
しかしときには、
能力=翻訳者>チェッカー
の場合もある。そのとき、翻訳者としては、どういう心構えをすれば良いかについて書きます。
結論として諦めが肝心である。
スポーツで例えると、チームのエースである(例えば、ジャイアンツの菅野投手)が7回までリードした状態で、中継ぎ投手にリレーする場合を想像すれば良い。中継ぎ投手の方が、菅野投手より劣るのは明らかである。しかしこの場合、先発投手である菅野投手は、ベンチで声援を送ること以外にできることはなにもない。中継ぎ投手がばしっと抑えて試合に勝つ場合もあれば、逆転されて負ける場合もある。
しかし菅野投手クラスになると、年間15勝以上は勝つし、防御率も2点以下である。日本代表でもエースピッチャーである。心の底では逆転を許した投手のことをボロカス言うかもしれないが、口には出さない。
翻訳者もこれぐらいの気持ちで業務に励んだ方が良い。
年間15勝ぐらいできるチームのエースと言われる翻訳者を目指すべきだ。
2017/10/10
弱者が取るべき戦略
「市場を新しく作り出して、その市場で一番を目指せ!」
これが弱者の戦略である。ランチェスター戦略にそう書いてある。
野球にも弱者の戦略がある。昔、野村克也氏が監督をしていた頃のヤクルトがそうだ。ちなみに強者の戦略は、当時のジャイアンツである。FAで各チームの4番打者とか、エースを次々に獲得した。我々は、明らかに弱者だ。火を見るより明らかである。
世界を見ると、特許翻訳市場は、数社の強者に支配されている。我々が進出するスペースはない。だからその市場には参入しない。
我々は、独自に「機械翻訳+ポストエディット」市場を作り出そうとしている。その市場で一番を目指したい。いままで自分達の市場を作り出そうと努力してきたが、できなかった。一番になれるサービスがなかったのだ。しかし今、MT+PEというペアでサービスを作り出して、市場を作り出せば、一番になれる可能性だけはある。
ビジネスというのは、スポーツ(例えば、野球)と同じ。どちらもセオリー重視である。ビジネスでは、投資もしているので最低限資金回収をする必要がある。だからセオリーを重視する。危険は冒せないのだ。突拍子もない考えは普通しない(僕はこれでもしてないつもりである)。野球では、勝負に負けるわけにはいかない。迷えばセオリーに従う(例えば、迷ったら外角低めのストレートを要求するとか)。それとどちらも、確率の勝負をしている。前者では、2つ(別に3つでもいい)案があれば、確率の高いものを選ぶ。後者でも、キャッチャーは、抑えられる確率が高い配給をするものだ。
だから「MT/PE部門(仮称)」を設立は、突拍子もないアイデアではない。マーケティング理論に従った弱者の戦術である。
これが弱者の戦略である。ランチェスター戦略にそう書いてある。
野球にも弱者の戦略がある。昔、野村克也氏が監督をしていた頃のヤクルトがそうだ。ちなみに強者の戦略は、当時のジャイアンツである。FAで各チームの4番打者とか、エースを次々に獲得した。我々は、明らかに弱者だ。火を見るより明らかである。
世界を見ると、特許翻訳市場は、数社の強者に支配されている。我々が進出するスペースはない。だからその市場には参入しない。
我々は、独自に「機械翻訳+ポストエディット」市場を作り出そうとしている。その市場で一番を目指したい。いままで自分達の市場を作り出そうと努力してきたが、できなかった。一番になれるサービスがなかったのだ。しかし今、MT+PEというペアでサービスを作り出して、市場を作り出せば、一番になれる可能性だけはある。
ビジネスというのは、スポーツ(例えば、野球)と同じ。どちらもセオリー重視である。ビジネスでは、投資もしているので最低限資金回収をする必要がある。だからセオリーを重視する。危険は冒せないのだ。突拍子もない考えは普通しない(僕はこれでもしてないつもりである)。野球では、勝負に負けるわけにはいかない。迷えばセオリーに従う(例えば、迷ったら外角低めのストレートを要求するとか)。それとどちらも、確率の勝負をしている。前者では、2つ(別に3つでもいい)案があれば、確率の高いものを選ぶ。後者でも、キャッチャーは、抑えられる確率が高い配給をするものだ。
だから「MT/PE部門(仮称)」を設立は、突拍子もないアイデアではない。マーケティング理論に従った弱者の戦術である。
2017/10/08
事業の進め方、ポシャり方
我々は、2019年に機械翻訳の本格導入を決めた。その準備作業として社内に「MT/PE部門(仮称)」の設立を決めた。ここまで到達するには試行錯誤した。
我々は、元々特許翻訳だけを行ってきた。サービスが1つしかないのでバックアップ策としてそれ以外のサービスの開発を考えだした。その時思い付いたのが、リーガル翻訳、多言語翻訳(フランス語、ドイツ語、中国語、韓国語)である。
まず機械翻訳に関しては、2013年に遡る。MTに関して、ほぼ知識がなかったので東京で開催される予定だったフォーラムに参加してみた。
2013年4月11日(木)~12日(金)
「TAUS Tokyo Executive Forum 2013」(主催:TAUS様)
このフォーラムで印象に残ったのは、「現在、英語がリンガフランカだが、将来は、MTがそれに代わる」と冒頭でおっしゃったことだ。このフォーラムを通して、MTの実践利用に関して学んだ。しかしこの当時、MTは、ルール型及び統計型であったので、一般利用できるMTの精度は極めて低く、とてもではないが、我々のサービスとしては使えないものだった。
その後(ほぼ2年も空いてしまうのだが)、今度は、大阪でセミナーが開催されることになったので、参加してみた(2年間なにもしなかったわけではないです)。
2015年1月30日(金)
「機械翻訳と向き合うときが来た ― MTをもっと身近に、現実的に考える ―」(主催:日本翻訳連盟様)
ここで印象に残ったのは、「日本の翻訳業界は、欧米の業界と比べて10年遅れている(20年とおっしゃったかもしれないが忘れた)」とどなたかがセミナーでおっしゃったことだ。だがこの時点でもMTはサービスとしては到底使い物にならないものだったので実践利用はしなかった。このセミナーのタイトルに「現実的に考える」という文言があるが、現実的に考えたらMTから撤退していたと思う。
それでも諦めずに準備だけはしていた。我々が実践利用できそうだと感じたのは、2016年にGoogle さんがニューラルMTを発表したときだ。つまり最初にMTのフォーラムに参加して可能性を感じてから3年経過している。この3年間、MTが実践利用できるとは夢にも思わなかったので、MTは社内的にはボツ案になる寸前であった。この3年間、MTが事業に活用できるめどが立っていなかったので担当者は実質的に僕一人が個人的に動いていたに過ぎない。
ちなみにニューラルMTというコンセプト自体は新しいものではないらしい。コンセプトとしては存在していたが膨大な量のコーパスを収集できる能力がなかったため、実現できなかった。Google さんは膨大な量のコーパスを収集することに成功した。
結局、実践利用できるめどがたったため、2017年10月に「MT/PE部門(仮称)」の設立を決めた。僕を含めて、4名体制からスタート。2019年には、本格的にMTとPEとを主力サービスにするつもりだ(ブログもスタート)。
ですので「MT/PE部門(仮称)」を設立すことになったのは単なる思いつきではない。過去3年間に渡って考えてきたことを形にしただけだ。社内のプレスリリースやプレゼンテーション資料等の翻訳は、MT/PEがすでに大活躍している。今後は、ポストエディタの育成に力を注ぎたい(時々、教えてくれと同業者から言われるが、営業秘密だと思うのでノウハウは教えられない)。
その間、新しいスタッフを採用したが、面接では「今までやったことがないことに挑戦します。それでもいいですか?」と尋ねて、「それで結構です!」と快諾してくれた人だけを採用した。
それと同時に、バックアップ策として検討していたリーガル翻訳は、小規模だが継続してサービスしている(以前は、日英/英日をお引き受けしていましたが、現在、日英だけ)。多言語に関しては、ドイツ語を採用した。独日、日独の担当者を採用(両方ともネイティブ)して、ドイツ語部門も設立した。フランス語、中国語、韓国語に関しては部門設立には至っていない。
事業ってこんなものだろうと思っている。各社様々なサービスを打ち出すが、失敗に終わったサービスもあれば、ボツになったサービスもあるだろう。
ユニクロの柳井正氏が著書「1勝9敗」で述べているように、大企業にもなれば、10つ案があればそのうち成功するのはわずか1つ程度だ。中小企業は、規模が小さいので同じ規模では語れないが(費やす費用が小さいのでそもそも成功しても小さな成功であり、その小さな成功も本来は成功とは言えないが成功とカウントする傾向にある)、まさか10案があっても成功するのは3つ以下だろう、と思う。
「MT/PE部門(仮称)」の設立に関しては、日本市場及び海外市場の両方にプレスリリースを出した。「プレスリリース見たよ。Masa やったね!」と激励メールもいただいているので、頑張ろうと思います。
我々は、元々特許翻訳だけを行ってきた。サービスが1つしかないのでバックアップ策としてそれ以外のサービスの開発を考えだした。その時思い付いたのが、リーガル翻訳、多言語翻訳(フランス語、ドイツ語、中国語、韓国語)である。
まず機械翻訳に関しては、2013年に遡る。MTに関して、ほぼ知識がなかったので東京で開催される予定だったフォーラムに参加してみた。
2013年4月11日(木)~12日(金)
「TAUS Tokyo Executive Forum 2013」(主催:TAUS様)
このフォーラムで印象に残ったのは、「現在、英語がリンガフランカだが、将来は、MTがそれに代わる」と冒頭でおっしゃったことだ。このフォーラムを通して、MTの実践利用に関して学んだ。しかしこの当時、MTは、ルール型及び統計型であったので、一般利用できるMTの精度は極めて低く、とてもではないが、我々のサービスとしては使えないものだった。
その後(ほぼ2年も空いてしまうのだが)、今度は、大阪でセミナーが開催されることになったので、参加してみた(2年間なにもしなかったわけではないです)。
2015年1月30日(金)
「機械翻訳と向き合うときが来た ― MTをもっと身近に、現実的に考える ―」(主催:日本翻訳連盟様)
ここで印象に残ったのは、「日本の翻訳業界は、欧米の業界と比べて10年遅れている(20年とおっしゃったかもしれないが忘れた)」とどなたかがセミナーでおっしゃったことだ。だがこの時点でもMTはサービスとしては到底使い物にならないものだったので実践利用はしなかった。このセミナーのタイトルに「現実的に考える」という文言があるが、現実的に考えたらMTから撤退していたと思う。
それでも諦めずに準備だけはしていた。我々が実践利用できそうだと感じたのは、2016年にGoogle さんがニューラルMTを発表したときだ。つまり最初にMTのフォーラムに参加して可能性を感じてから3年経過している。この3年間、MTが実践利用できるとは夢にも思わなかったので、MTは社内的にはボツ案になる寸前であった。この3年間、MTが事業に活用できるめどが立っていなかったので担当者は実質的に僕一人が個人的に動いていたに過ぎない。
ちなみにニューラルMTというコンセプト自体は新しいものではないらしい。コンセプトとしては存在していたが膨大な量のコーパスを収集できる能力がなかったため、実現できなかった。Google さんは膨大な量のコーパスを収集することに成功した。
結局、実践利用できるめどがたったため、2017年10月に「MT/PE部門(仮称)」の設立を決めた。僕を含めて、4名体制からスタート。2019年には、本格的にMTとPEとを主力サービスにするつもりだ(ブログもスタート)。
ですので「MT/PE部門(仮称)」を設立すことになったのは単なる思いつきではない。過去3年間に渡って考えてきたことを形にしただけだ。社内のプレスリリースやプレゼンテーション資料等の翻訳は、MT/PEがすでに大活躍している。今後は、ポストエディタの育成に力を注ぎたい(時々、教えてくれと同業者から言われるが、営業秘密だと思うのでノウハウは教えられない)。
その間、新しいスタッフを採用したが、面接では「今までやったことがないことに挑戦します。それでもいいですか?」と尋ねて、「それで結構です!」と快諾してくれた人だけを採用した。
それと同時に、バックアップ策として検討していたリーガル翻訳は、小規模だが継続してサービスしている(以前は、日英/英日をお引き受けしていましたが、現在、日英だけ)。多言語に関しては、ドイツ語を採用した。独日、日独の担当者を採用(両方ともネイティブ)して、ドイツ語部門も設立した。フランス語、中国語、韓国語に関しては部門設立には至っていない。
事業ってこんなものだろうと思っている。各社様々なサービスを打ち出すが、失敗に終わったサービスもあれば、ボツになったサービスもあるだろう。
ユニクロの柳井正氏が著書「1勝9敗」で述べているように、大企業にもなれば、10つ案があればそのうち成功するのはわずか1つ程度だ。中小企業は、規模が小さいので同じ規模では語れないが(費やす費用が小さいのでそもそも成功しても小さな成功であり、その小さな成功も本来は成功とは言えないが成功とカウントする傾向にある)、まさか10案があっても成功するのは3つ以下だろう、と思う。
「MT/PE部門(仮称)」の設立に関しては、日本市場及び海外市場の両方にプレスリリースを出した。「プレスリリース見たよ。Masa やったね!」と激励メールもいただいているので、頑張ろうと思います。
2017/10/06
トップ営業も色々
トップ営業について書いてみたい。
グリーン営業と言われる「ゴルフ場で商談をまとめる」ことがお得意な社長さんが取る手法。
名称があるかどうかは知りませんが、「テニスをしながら商談をまとめる」というバージョンもないわけではないようです。
異業種交流会で営業をする社長さんもいらっしゃいます。
僕は、個別訪問は一切しないので、プレスリリースとか、セミナーを自分の「トップ営業」としています。
各社長さんが各々お得意のトップ営業をお持ちのようです。
グリーン営業と言われる「ゴルフ場で商談をまとめる」ことがお得意な社長さんが取る手法。
名称があるかどうかは知りませんが、「テニスをしながら商談をまとめる」というバージョンもないわけではないようです。
異業種交流会で営業をする社長さんもいらっしゃいます。
僕は、個別訪問は一切しないので、プレスリリースとか、セミナーを自分の「トップ営業」としています。
各社長さんが各々お得意のトップ営業をお持ちのようです。
2017/10/01
秋は翻訳のイベントが目白押し
11月29日に東京で翻訳祭が開催されます。その翌日に、Wordfast さんのロードショーが翻訳祭と同じ会場で開催されます。某会社の合同ミーティングも同じ日、そして未公表ですが、某CATツールも翻訳祭の翌日にセミナーを開催するみたいです。全部出席したいですが、体は1つしかありませんので1つしか出席できません。
*Kilgray さんのMemoQのロードショーも翻訳祭の翌日に東京で開催だそうです(大阪でも別の日に開催されるようです)。
*Kilgray さんのMemoQのロードショーも翻訳祭の翌日に東京で開催だそうです(大阪でも別の日に開催されるようです)。
2017/09/30
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僕の理解が正しければだが・・・。今年機械翻訳のセミナーに参加した。そのとき、その機械翻訳の団体のトップぐらいの方と交流会でお話をする機会があった。そのとき「コーパスの収集はネットで簡単にできるが、AIに活用できるデータの収集ができない(のでAIを機械翻訳に活用できるわけではない...