中国の出願件数が日本の出願件数を上回った今、中国にシフトして当然だと思う。中国と日本との2拠点を設けることができれば良いが、どちらか1つにする場合、当然、市場が大きい中国に拠点を置くだろう。
外資系翻訳会社の日本拠点は、これまでフィジカルオフィスだった。日本拠点があって、スタッフが勤務していた。しかし日本拠点のバーチャルオフィス化が始まっている(コロナのため、在宅勤務に切り替わったこともその原因の1つだろう)。バーチャルオフィスで業務を行うことができるのであれば、バーチャルオフィス化は増々進むと思う。
そもそも日本の翻訳業界は、非常に閉鎖的な体質があったため、外資系翻訳会社は日本に拠点をそれほど置いてなかった。今後、投資家から見えれば、閉鎖的な市場に拠点を増やす利点はないだろう。結局、閉鎖的な日本の翻訳市場を見切りをつけて、成長し続けた中国に拠点が移って行った。
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