2013/07/22

高額翻訳と低額翻訳の差が増々広がる

高額翻訳と低額翻訳の差が増々広がっている。

日英翻訳で、1文字当たり1円~15円の範囲もあり得る。無論、分野によっては、元々差が大きかったのも事実である。

低額翻訳の発生原因としては、インターネットを介してエンドユーザーさんが翻訳者さんに直接依頼できることが要因ではないかと思う。それらの案件の依頼主さんは適正翻訳料金をご存じないので、超低価格翻訳の依頼が発生しているのではないか。10000文字の日英翻訳を1文字1円で依頼という掲載も見たことがある。

翻訳者さん側から言えば、隙間時間を利用して臨時のおこずかいを得ることを目的としている場合もある。だから低価格翻訳を受注してはいけないわけではない。

ユーザーさん側から言えば、1文字15円支払ってでも正確な翻訳が必要となる裁判資料の翻訳という場合もあれば、ちょっとビジネスレターの翻訳が必要になったけど自分は翻訳している時間がないのでどなたかに翻訳してほしい、予算は~円です、という場合もあるだろう。

どんな市場も2極化するというのがマーケティング理論なので当然の結果と言えばそれまでかもしれない。

ホテルだって超高級ホテルもあれば、B&Bもある。

どちらを選ぶかはユーザー様のご自由だし。

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