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2017/04/20

翻訳料金あれこれ

先日、楽器屋さんにギターのリペアをお願いしました。そのときにお値段はおいくらほどになりますか?と質問したところ、意外(僕にとっては)な答えが返ってきました。それは、「一概には言えない」という返事だったのです。どういうことかと言うと、テールエンドを交換すると、弦高も調整する必要がある、ピッチも調整する必要がある、フィンガーボードの汚れも落とすと綺麗になる、フレットを打ち直すと弾きやすくなる、とのことでした。とりあえず全部やって下さい、と言ってみました。すると「XXXX円」ですということだったので料金を前払いしました。

翻訳も同じことが言えるような気がします。「原文は分かりにくく書いていても翻訳は分かり易く書いて下さい」というリクエストから、「昭和30年ぐらいの公報です。ほとんど判読できない程度のPDFファイルから翻訳して下さい」までリクエストは様々です。この場合、文字数ベースとか、ワード数ベースでは、料金を一概に言えないのです。それに、翻訳者のレベルも上中下とあるわけだし・・・。

「料金は言い値で結構です。じゃ、お願いします」と言って下さるクライアントは極わずかなのですが、中には、料金は一切気になさらないクライアントもいらっしゃいますね。

2014/05/27

翻訳料金の下落を防ぐ方法-003

久しぶりにこのタイトルで書き込みします。

翻訳料金の下落を防ぐ方法です。翻訳料金を上げる方法と言った方が正しいかもしれません。

ちょっと思いつくままに書いてみます。

1)コストが掛かっていることを理解していただきましょう

  • まさかそこら辺の文房具店で買ってきた封筒にこれまた文房具店で買ってきた請求書にボールペンで金額を記入してクライアントに送付してないですよね。封筒は、プロがデザインしたものを使って下さい。請求書もちゃんとロゴマークが入ったものを使用して下さい。
  • ホームページも同じです。プロに作ってもらいましょう。
  • アシスタントぐらいは採用しましょう。だれか事務所(または自宅)にいないと営業にも出ることができません。または電話転送サービスを利用しましょう。秘書代行サービスを利用してもいいでしょう。

2)高級感を出しましょう
  • 住所は大都市にしましょう。実際の作業はご自宅でも結構です。住所だけでもレンタルオフィス等でお借りしましょう。
  • 可能であれば、日頃身に付けるものにもお金をかけましょう。クライアントとの打ち合わせに半パン半ズボンでは信用されません(クールビズであってもノータイにノージャケットは私の好みではありません。私は、暑いならポロシャツ+チノパンでもします。その際、最低でもラルフローレン製のもを身に付けています)。勿論、カバンも1980円で買ってきたものは使いません。ボールペンも打ち合わせのときぐらいは高級品を使用します(事務所では100円ボールペンで十分かもしれません)。
  • フリーランサーさんでいいので営業マンを採用しましょう。営業マンがいる翻訳会社という認識をしていただけます。
3)翻訳工程をご理解いただきましょう
  • 翻訳ワークフロー、校正者ワークフロー等1つの翻訳が完成するまでに複数人が関与していることが分かるフローチャートのようなものを用意しましょう。
4)翻訳料金を算出する際、上記の要素を考慮して算出しましょう
  • 上記要素を考慮して算出するのはいいですが、嘘はいけません。行っていない作業を料金に上乗せしてはいけません。すぐバレます。
5)他人の悪口は言わないでおきましょう。

  • 料金となにも関係がないように思われるかもしれませんが、大いに関係があります。悪口を言う人にまず仕事自体が集まりません。悪口を言わない人を目指しましょう。


一般的に、以上をクライアントにお分かりいただくとそれなりの料金になることをご理解いただけます。

我々は上記を徹底するためまず事務所をちゃんとお金をかけて事務所のグレードアップを行いました。フロアプラニングはプロに頼みました。組み立て、ネット配線もプロにお願いしました。小さい事務所ですが、スタッフの休憩コーナーも設けました。事務所はスタッフだけのものと考えています。クライントと面会するときは会員制のサロンでしかお会いしないようにしました。

よりよい翻訳をご提供するためにお金をかけました。クライアント様にもご理解いただけると信じています。

2014/05/02

翻訳料金の下落を防ぐ方法-002

翻訳料金の下落を防ぐ方法についてまた書いてみます。

たしかに翻訳料金を固定させると下落はしない。下落もしないし上がりもしない。

それでは利益が出ないので事業としては実施できない。

それなら翻訳に加えて付随するサービスで利益を出せば良いのではないか?

つまり、以下のようにすればよいのではないか?

案件A
翻訳料金(固定料金) 50,000円
付随サービスA 100,000円
付随サービスB 80,000円
計230,000円

案件B
翻訳料金(固定料金) 50,000円
付随サービスA 100,000円
付随サービスB 100,000円
計250,000円

案件A
翻訳料金(固定料金) 50,000円
付随サービスA 150,000円
付随サービスB 90,000円
計290,000円

翻訳会社だから翻訳で利益を出さないでどうすると思われるかもしれないが、翻訳会社だからこそ翻訳用のリソースは多いはずなので不可能ではないのではないか?

そもそも翻訳会社は翻訳だけで利益を出しているわけではないのだから・・・。

IEの修正パッチをDLしたらなぜかPCのデスクトップがこんな花柄に・・・。
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2014/04/30

翻訳料金の下落を防ぐ方法

機械翻訳とか、物価の安い地域で翻訳するとか、テクノロジーの導入とか、様々な方法を導入した結果、現在、翻訳料金の下落が進んでいる。

いっそのことワード数とか文字数とかページ数とか全く関係なく、一律翻訳料金制度ってどうだろうか?

1万ワードでも、2万ワードでも一律。

そしたらそれ以上絶対に下落することがなくなる・・・。

GWでもずっと仕事なのでちょっと疲れてるかもしれません。

旅行でも行ってこんな朝食食べたいな・・・。
実際、翻訳だけだと難しいかもしれません。ただし他のサービスとパッケージ化できれば十分可能だと思います。

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