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2015/06/24

マネージャー(候補)募集しています。

淀屋橋オフィスのマネージャー候補の方を募集しています。淀屋橋オフィスと言っていますが、内容によりグランフロント大阪勤務の場合もゼロではありません。

マネージャーというとちょっとハードルが高いなとお思いの場合は、Junior Project Manager 兼 Sales Manager みないなお仕事だと思っていただいても結構かと思います(余計に分からなくなったかもしれませんが)。

とにかく翻訳者さんというよりセールス&マーケティングのお仕事をしていただける(又は手伝ってくれる)方を募集しています。

僕(私)、東京に住んでるけど東京オフィスの所長をしたいなという場合でも結構です。ご応募下さい。グラマラスなオフィスは無理ですが、レンタルオフィスの1室(多分、一人用)を手配します。

よく分からない場合、お問い合わせ下さい(その場合、電話はご遠慮下さい。僕は電話が大嫌いなのです)。

詳細は、こちらを御覧下さい。

2015/02/19

プロジェクトマネージャーさんを募集しています。

業務拡大のため、プロジェクトマネージャーさんを募集しています。日本代表監督と我々のPMはどちらが先に決まるでしょうか。

本日、事務所近くの人材派遣会社さんに行きました。「プロジェクトマネージャーという名前が仰々しすぎて、引いてしまうので、営業サポートとかどうでしょうね」と言われました。その割にはその会社のサイトには「プロジェクトマネージャー募集」という文言がうたっていました(もっともITのプロジェクトマネージャーでしたが)。

プロジェクトマネージャーってあまり浸透してないでしょうか。コーディネータの方が一般的かもしれません。

名前はどうでもいいですが、受注、発注、スケジューリング、売上管理とかやっていただきたいです。

特許事務所に勤務した経験があるとグッドですね。翻訳はそれほどできなくてもいいです。むしろ遅延なく納品をやってほしいです。理系のバックグランドが合ったほうがいいですね。特許明細書を扱いますので。

基本、英語から日本語へです。

詳しくはこちらをご覧下さい。

早く決まればいいな・・・。

2013/10/24

翻訳システムを導入するときに検討したこと

会社組織運営を考えてシステムを導入することになった。そのときの検討したことを下に書きます。
  1. クラウド上で動作するか(様々な場所でも作業が可能か)
  2. 1がイエスの場合、セキュリティに関する契約書にサインしてもらえるか
  3. クライアントソフトは無料かまたは低価格か(各オペレータにラインセンスを付与するのではなく、クライアントソフト自体は無料で誰でもDLできるか)
  4. TM、単語集、翻訳(ソース、ターゲット)、コメントが1つファイルにまとめることができるか(TMや単語集はエクセルファイル、翻訳とコメントは2つの別つ別のワードファイルではないか)
  5. TMと用語集はインポート、エクスポート可能か(tmxファイルを処理できること)
  6. 変更履歴を残せるか
  7. 文字数や単語数の分析が可能か
恐らく、5~7は既存のシステムで充分だったと思う。現在使用しているMemSource Cloudの気に入っているのは1~4である(*1~7全てを満たすシステムはMemSource Cloud 以外にも存在します)。

社内的に、特定の翻訳ソフトを導入することも可能だと思うが、スタッフが20人いれば20ライセンス必要である。社内スタッフに対してはそれでもいいけど、在宅翻訳者さんの分までライセンスを購入するとなると、新しい翻訳者さんが増えれば、ライセンスを追加で購入しなければならない。コストが高すぎる。

システム導入により1~4がすべてイエスだったので、めでたく導入に至った。システム導入前は、1つのジョブに対して多数のファイル(翻訳原稿、単語リスト、過去の参考案件等)を翻訳者に送る必要があった(翻訳者さんも納品の際、多数のファイル(少なくとも翻訳文とコメント)を納品する必要があった。

私が個人的に嫌いなのは、翻訳文とコメントが別ファイルになっていることだ。参照するのが面倒くさい。なにが面倒かと言うと翻訳文にパラグラフ番号があればコメントも分かり易いが、パラグラフ番号がないと原文のページ数と行数とでコメント内容が示されることになる。それを突き合わせのが面倒だ。

実は、6の変更履歴を残せるかどうかという点も重要だった。簡単に言うと、変更履歴をオペレータごとに残したかった(そうすればどの時点でどのように修正していったかが分かる)。MSワードでは、変更履歴を残すことができるが、なかなかシステムでは残せない。MemSource Editor は残せた。

もしシステムを会社に導入しようかどうかお悩みの経営者さんがいらっしゃったら参考になれば幸いです。

2013/10/23

スタンドアロン型の翻訳ソフトを使用していた時代(2~3年前)

会社経営の立場から翻訳システムを導入するメリットに関して、何回か記事を書いた。今日は、翻訳システムを導入していなかった時代について書いてみたい。

2年ほど前まで弊社はあるスタンドアロンタイプの翻訳ソフトを使っていた。MSワードをベースにしたTMだった。非常に軽いソフトだったし、料金も安かったので重宝していた。

仕事量が増えるに従って以下の問題が発生するようになった。
  1. 出張先で作業をするためには、TMをすべて移動させる必要がある。
  2. 同じPCで仕事ができない場合、TMを全て移動させる必要がある。
  3. 出張から帰ってくると、出張中の作業を反映させるため、TMを元のPCに戻す必要がある。
  4. 100ページほどの案件を処理しようと思ったら、データ容量が多すぎたため、最後の数ページでは、TMが正常に動作しなくなった。
もし私がいつも同じデスクで仕事をしていて、自分しか翻訳をしないのなら問題ない。しかし、出張もあるし、事務所以外の場所で作業を行うこともあるし、翻訳者さんも翻訳してくれるので、不便だと感じるようになった。

一番不便だと感じたのは、私しかこのソフトを使用していないので、翻訳者さんがMSワードファイルで納品してくるとわざわざこのソフトにインポートをする必要があった。インポート機能はあるのだが、類似したセグメントが複数ある場合、最適のセグメントが正しくインポートされるわけではなかったので、インポート後、セグメントが正しいかどうかのチェックをしなければならなかった。これは翻訳のチェックではなく、たんに正しくインポートされたかのチェックであり、このチェックが無駄だと感じた。

誤ったセグメントがインポートされてでもしたらチェック担当者がぶち切れていたことをを思い出す・・・。

このとき、私も、スタッフも、翻訳者さんもみんなが同じソフトを使ってくれたらどれだけ作業がはかどるだろか、と感じた。

上の全ての問題を解決してくれたのが翻訳システムである。

システムを使うようになって、上の問題は解決した。作業時間が本当に短縮された。

2013/10/22

なぜ社内システムが必要なのか?

翻訳会社がシステムを導入する理由は様々だ。弊社の場合、「特定の翻訳者の実力」=「組織の実力」となることを防ぐためというもの1つの理由だ。

大変優秀な特定の翻訳者Aさんがいたとする。Aさんはマクロを駆使して翻訳している。訳抜けもなく、訳も正確だとする。他の社員は様々なソウトウエアを使っている。こうなると、成果物の品質にばらつきが出てくる。各個人の翻訳者の翻訳が共有されないからだ。これは経営者はすごく困る。

Aさんの翻訳はすばらしいが、Bさんはもうひとつ。Cさんは全然ダメという状況が生まれるからだ。

だから組織としてシステムを導入するわけだ。弊社は色々試した結果、MemSource社のサービスを選んだ。

登録翻訳者さんが、納品してくれるときに、翻訳はワードで作成、コメントもワードで作成という風にばらばらで納品されると困るのだ。システムがあれば、ソーステキスト、ターゲットテキスト、コメントが1つのファイルで納品される。当然、チェックする場合、楽だし早いし、なにより効率的だ。

弊社は翻訳システムを活用している。ファイルは1本で納品される。チェックも早い。処理時間が短縮される。

もう1点。

翻訳者にフォーマット設定はさせない。そんな時間があるなら翻訳に集中していただきたいと考えるからだ。システム上で翻訳をするだけで結構です。

2012/09/20

件名:【至急】翻訳依頼

件名のところに【】付きで【至急】翻訳の依頼、みたいなメールを頂戴することがある。依頼内容を拝見するとかなりお急ぎのご様子。

大急ぎで原稿を確認して目ぼしい翻訳者に当たるだけあたって、ご要望の納期に間に合うのかそれとも間に合わないので納期に遅らせていただければ翻訳は完了しますのような返答をお送りする。

実はこういうご依頼に限って、依頼主からの返答が遅い・・・。

恐らく、複数の翻訳会社とか翻訳者に依頼メールを送って、できまるよという返答が来たので安心して他のメール送信先にことをお忘れになってしまわれるのだろう。

こちらは慣れっこなので別に構わない。24時間経過後、スケジュールボードには「Released」と書き入れる。決して「Cancelled」とは書き入れない。「Released」と「Cancelled」は意味が違うので。

本日はこういうブログ記事にしたのは、他社さんだったら一体どれぐらいお待ちになるのかな、と思ったからだ。

僕は、事務所のProject Managerとして、【至急】の案件だったら依頼を受け取ってから24時間ぐらいは、【至急】(スケジュールボードには「Urgent」と記入)のステータスは維持するかな・・・。それで24時間経っても依頼主から返答がない場合は「Released」としちゃう(もうちょっと待つか・・・)。

これが復活して実ジョブになったことは1回だけあったかな~と思う。6年間で1回だからゼロと考えて間違いないだろう。

依頼主さんに対しては、例えば、「本日18時までにお返事を頂戴しないとご希望の納期は間に合いませんので、お早目にお返事を」的なメールを途中で出したりもするか。

以上は、依頼主さんと弊社の問題だが、まだ残っているのは打診だけした翻訳者さんに対してだ。僕は「本日打診いたしました案件ですが、本日のxx時まで依頼主様からご返答がございません」のような必ず途中経過のメールを送る。恐らく翻訳者さんは「あ~だめっぽいな」みたいな感じで「ご丁寧にメールありがとうございます。決まりましたら是非ご連絡をお待ちしております」のようなメールが返ってくる(返って来ないケースもある)。

僕がホテルマンだったころ、飛行機のディレイが発生して、空港の航空会社の事務所からお客さんを緊急で宿泊していただくための客室を50室探しているのだが、御社は空いてますか、のような電話を何度も受けた(ホテル用語で「イマージェンシー」とか「ディレイ」とか言う)。

その時点での取れる客室数(ホテル用語で「アベイラブル」と言う。英語では「availability」だが)をお伝えする。ここで大切なのは電話口の担当者さんの直通の電話番号を聞いておくことだ。航空会社の担当者はこういう場合、複数のホテルに同じ内容の電話をしているので、客室が確保できると分かると、その他電話したホテルには断りの連絡を入れ忘れるのが多いのである。だから適当な時間が経ってからその後の状況を確認するため担当者の直通の電話番号を聞いておくのである。

空港事務所の電話番号を聞いただけではだめである。なぜなら空港事務所はある時間になると自動的にクローズになってしまうので、連絡が取れないのである。


もし50室分の宿泊客が夕方に突然増えると、レストランの翌日の朝食の食材が足りなくなるので、宿泊部はなんとしても宿泊があるのかないのか責任をもって確認しなければならない。50室分増えてしまうと恐らくベルボーイは最低1人は泊まり残業になるだろう。

まぁホテルの仕事も楽しかったね~。今考えると。


僕は以前、急ぎだと言ったのでこちらは色々な手をまわしたのに断りの連絡さえ入れてこない。失礼な客だ!と思ったことがあるけど、回数をこなしていくうちに、こちらも時間を定めてその時間を過ぎてもご連絡がない場合はご希望の納期には間に合わないとか、自動的にキャンセルさせていただく(実際は、「リリース」だけど)とかは、翻訳会社側から依頼主さんにお伝えしておくのがプロだ、と思うようになった。

ただしがくっとくるのはPDF原稿しかなくて(さらにダメージが大きいのはファックス原稿しかなく、文字が粗すぎてOCRも通らない場合)それも図とか表とか一杯あるので、文字数をカウントするのが結構大変で、それでもなんとか見積もりを出した急ぎの問い合わせに返答が一切ないことである・・・。

連絡してよね。

2012/08/19

GTD~MKTFウェイ

弊社のGTD(Get Thing Done)について書きます。と言ってもスケジュール管理について。基本的に、納期管理はPC上で行っている。当たり前だと思う。ただし停電もあるだろうし、サーバーダウンもあるだろうから、手書きのスケジュール帳というか紙にも書き出している。まぁ弊社なりのGTDというか、初歩的なプロジェクト・マネージメントと言えると思う(言えないかもしれない)。

私は縦割りの、以下のようなデザインのものでGTD管理している。

done 案件名 1月1日 1月2日 1月3日・・・1月31日 備考
 □   201201         ○
 □   201202  ×           ○
 □   201203         ×            ○
 □   201204         ×            ○
 □        ・
 □        ・
 □        ・

縦軸は、案件名(A4サイズだと20件ぐらいしかを記入できません)、横軸は日を表す。

*○が納品日を示す。
*×が翻訳者が納品してくる日を示す。
*□のチェックボックスには、納品完了後チェックを入れます。
*実際には、全体的に罫線が入っています。
*本来、クライアント名等も記入すべきだが、それらはPCに入力している。上のスケジュールボードには最低限の情報のみを記入している。第一、案件番号からクライアント名は想像できるので。

上のようなデザインで管理するのが私にとってはベストだ!特定日の納品数が一目瞭然であるのが助かる。また本日から納品日までの残り日数も分かりやすい。さらに検品にさける日数も分かりやすい。

このようなデザインのスケジュール帳って売ってない・・・。僕は文房具が好きなのでよく文房具コーナーをのぞくのだが、見つけられない。

昔はA3のノートを買ってきてオフィスマネージャーが手書きで上のデザインを書いていた。でも面倒くさいみたいで評判がすこぶる悪かった。だから1年ほどで止めてしまった・・・。

エクセルで作成してプリントアウトします。文房具屋で買ってきたA4のボードにクリップします。

どちらにしても上のデザインが一番スケジュールを管理し易い。