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2013/10/07

「翻訳者1000日育成計画」を開始しました。

昨年度までは円高だったの海外での翻訳する方がお安かったので海外生産を主にしていました。海外拠点を立ち上げようかとは思いましたがそこまでは至りませんでした。

今年は円安なので海外で生産する必要もなくなりました。そこで国内で生産する方にシフトすることにしました。その結果、社内翻訳者も採用することにしました。社内翻訳者の採用は弊社にとって長年の課題でした。

弊社の採用基準は、知財検定3級以上、英検1級以上としました。3年ぐらいで独立できる能力を有していることも基準の1つです。

オリンピックが開催される2020年までは円安が続くと思いますので、社内翻訳者の育成に力をいれたいと思います。

独立支援を会社をあげて行います。翻訳のみならず法人または個人事業主として登記する等各種セミナーには参加する機会を与えますし、ネットワーク作り、翻訳作業の効率化、営業方法等も学べる機会を与えます。

これらの翻訳者が2014年9月からスタート予定のCentral Translation Unit (CTU)に勤務することになります。

たとえ特許事務所等で翻訳者としての経験があっても独立できるまでは3年(1000日)ぐらいは必要だと思っています。NYヤンキースの松井選手も「4番打者1000日計画」に基づいて長嶋監督が育てたそうです。あの松井選手も1000日必要だったわけですから1000日というのが長い期間だとは思いません。

1000日ってあっと言う間です。明細書100件翻訳することは不可能ですし。でも100件ぐらい翻訳してほしいけどな~。

2013年~2014年にかけて3名採用予定です。その後、続々と独立を果たすと思います。早ければ2016年には独立を果たす翻訳者が誕生するでしょう。

経歴としての基準は上に書いた通りですが、人物考査として、上品な方、腰の低い方を採用する予定です。

順不同で書いてしまいますが、電気・電子、化学、バイオ、医薬のうち少なくとも2分野の専門を持てるようになってから独立してもらう予定です。

2012/05/28

翻訳業界にもプロ野球みたいに育成枠があってもいいじゃない

プロ野球には「育成枠」というカテゴリーがある。球団と契約はするが、選手契約ではないので、実質上、練習生である。ちなみに育成枠の選手の最低保障年俸は240万円だそうだ。その育成枠の選手育成に定評があるのがジャイアンツである。なにしろ育成枠で契約した山口投手、松本選手が新人王を獲得している。

翻訳業界にも育成枠があってもいいかなと思う。トライアルには不合格なのでプロとして登録翻訳者契約はできないけど、研修は受けることができる。適切な実践を経験した後、適正に応じて、登録翻訳者(スタッフ)として仕事を開始する、というわけだ。

プロ野球の育成枠で入団してくる選手はアマチュアではトップレベルの選手である。翻訳業界の育成枠もトップレベルの人たちである。英検は1級またはTOEIC900点レベル、または日本語検定1級の人たちだろう。

たとえアマチュアのトップであってもプロのトライアルにはそう簡単には合格しない。しかしプロがちゃんと研修さえ提供したら彼らが新人王クラスの活躍をしてもおかしくはない。

プロ野球には支配下登録選手枠の上限が70名と決まっているので、それを超えてしまうと育成枠でしか契約できないとう事情がある。翻訳会社は採用する翻訳者の上限が決まっているわけではないので、育成枠という枠組みはそもそも必要ないかもしれないが・・・。しかしトライアルは合格しないが、語学のアマチュア業界ではトップという方々を見過ごす手はない。

2012/05/24

研修にご参加されたBさんの声

では、今度は、Bさんのお声も紹介したいと思います。外国語にご興味があり、大学時代に多国語に挑戦されました。弊社本棚の「古代教会スラブ語」の文法の本に食いつかれたぐらいの外国語好きの方です。

Bさんにもすでにお仕事をお願いしています。研修も並行して受けていただています。


1)簡単で結構ですので、自己紹介(お名前は結構です。いままでのキャリア、資格等支障がない程度に)をお願いします。
  • 大学を卒業し、商社にて事務職をしております。翻訳は独学で学んでいる程度でした。資格はTOEIC905点、英検1級です。
2)なぜ研修を受けようと思いましたか。
  • 翻訳の仕事、特に特許翻訳がしたいと思い、探していましたが、実績がなければトライアルさえ受けることができないことがほとんど、トライアルを受けることができても落ちてしまうという現状でした。お金をだしてスクールに通うしかないのか・・と思った時に本研修を知り、無料でしかも個人的に添削して頂けるという機会を大変貴重でありがたいものに思い、受けさせて頂くことになりました。
3)研修の感想(良かった点、悪かった点)
  • 良かった点:特許翻訳での翻訳ルールや単語や流れなどを知ることができた、毎日少しずつなので続けられる、初歩的なことも丁寧に添削で教えて頂けた
  • 悪かった点:特にありません 
4)今後の目標(夢)
  • チェッカーの業務をさせて頂き、意外と自分に向いていることに気付けました。この仕事をもっと突き詰めていきたいと思います。 
  • チェックを通してだいぶ特許翻訳に慣れてきつつあります。翻訳とチェッカー業務は別物ではありますが、これを活かして翻訳も勉強を続けていきたいです。将来的にはSOHOとして仕事をすることが目標です。
5)次回、研修に参加される方へのメッセージ
  • お金を出してもなかなかこのような機会はないと思います。たまたまこの募集を知ることができ、自分のしたいことに合致していたのでとてもラッキーでした。同じような方がいらっしゃいましたら、ぜひ参加してみてください。私にとってこの研修はプラスしかありませんでした。



2012/05/21

研修にご参加されたAさんの声

弊社の翻訳者育成プログラムにご参加いただいたAさんに研修の感想を書いていただきました。Aさんは、驚異的なネット検索力をお持ちの方でした。

1)簡単で結構ですので、自己紹介を(お名前は結構です。いままでのキャリア、資格等支障がない程度に)お書き下さい。
  • 2歳児を子育て中のママであり、前職はJAVAプログラマーです。
2)なぜ研修を受けようと思いましたか。
  • プログラマーとして働くことは非常にやりがいもあり、周りからも頼られるようになって楽しかったのですが、ある程度行きつくところまでいってしまったことと、将来に対する不安をかかえていました。
  • もともと好奇心旺盛でいろいろなことに興味があるほうなので、たまたま縁のあった特許業界についての知識を得るべく、2級知的財産管理技能士の資格を取得しました。
 3)オンライントレーニングの感想(良かった点、悪かった点)
  • プログラマーの次に特許翻訳の仕事に目標を定め、一人自宅で勉強していましたが、幼い子を子育て中ということで、なかなか仕事に結びつく環境にありませんでした。
  •  そんな中、子供の保育園入園が決まり、3か月以内に仕事を見つけなければいけないという条件のもと、必死で仕事を探すうちに、目標の仕事に近づけるこちらの研修を知り、迷わず応募しました。
  •  子育て中のママさんの多くが望んでいる、在宅勤務ができる予定の研修であったことも、大きなポイントです。
4)社内研修の感想(良かった点、悪かった点)
  • 本で勉強するより、実際に仕事をしている方に見てもらえるので、短期間で数倍勉強になりました。
  • 毎回とても丁寧にフィードバックして頂けるし、無料でトレーニングしてもらえるなんて、すごくすごく親切だと思います!!!
  • 基本は実際の仕事を通しての研修なので、自宅での仕事が始まった時に、あまりとまどいがなくていいと思います。
  • 慣れるまでは丁寧にフィードバックして頂けるし、無理も言われないので、慌てず落ち着いて学ぶことができたと思います。
5)悪かった点
  •  募集要項の文章ほど、社長は怖くないです(笑)
  • 逆にいうと、募集要項の文章で怖気づいてしまっている人が沢山いるかもしれない。。。(!?)と思いました。
  • 私自身で残念なこととして、せっかく事務所に沢山の本があったのに、あんまり活用させてもらわなかったな~と思っています。
  • あと、遠慮してしまってオフィスグリコが食べられませんでした。。。
6)今後の目標(夢)
  • 今はチェッカーとしての仕事を始めたばかりでまだまだ半人前ですが、ある程度チェッカーとして一人前になれたら、やはり将来は翻訳者になりたいです。
  • 保育園に入れたとはいえ子供に向き合う時間も大切だし、かといって仕事も責任を持ってしっかりこなしていきたいので、子育てと仕事のバランスをうまく取りながら、成長していきたいと思います。
7)次回、研修に参加される方へのメッセージ
  • 最初はとても大変だけど、オンライントレーニングを含め約2か月の研修さえ乗り越えられれば、明るい未来が待っているとお伝えしたいです。
  • 私自身、「途中で打ち切るかもしれない」「油断しないように」など時々脅されましたが(笑)、本気で一生懸命取り組めばなんとかなるのではないでしょうか?
  • とにかく、挑戦してみることが大切だと思います。