それでは、以下に列挙してみたい。
1.遅刻する
これは絶対にダメ。1分遅れても遅刻は遅刻。遅刻は非常に印象が悪いです。その後の面接で起死回生のサヨナラ逆転満塁ホームランでも放たない限りまず逆点は無理。遅刻してくる人の言い訳は「初めての場所だったので」であるが、そういう人は2回目もきっちり遅刻します。ビジネスでは遅刻は認められないことぐらい若い時に先輩達に口酸っぱく言われていると思います。それが大人になっても治らないのは本人の問題。交通機関の問題ではないと思います。
2.睨みつける
とにかく面接中、鬼の形相で睨みつける。会話も非常に高圧的になる。確かに面接はある意味勝負だと思うので、面接官をあたかも仮想敵と捉えるのはある程度仕方ないが、常識的に考えて、睨みつけるよりも笑顔を見せた方が印象は良いです。我々としては、苦虫潰したような顔をしながら仕事をする人より笑顔でお仕事をやってくれる人を求めます。難しい顔をしている人が狭い事務所に一人でもいたら事務所全体が暗くなっちゃいますのでね。
3.通ぶる
「いや~どこどこの誰々さんと付き合いもありまして、この間もどこどこに行ってきたのですが、結構良かったですよ。僕的にはやっぱりこうこうしかじかと思うのですがね~。で、あれがそうで、これがあーで。これも知っていますよ。勿論、あれも経験済みです」的にとにかく通ぶる。それだけの人脈及び経験があれば、いっそのこと独立して自分でビジネス始められるのではないかと思ってしまうが、こういう人に限って就職を選ぶ。ただし通ぶった人の方がうける会社もあるらしいので、そういう企業様の面接では心置きなく通ぶってみてください。
4.あれもこれも全部できると言い切る
「いや~外内も、内外も、先行技術調査も、中間も、あれも、これもしてました」という風にとにかくあれもこれもできると言う。こういう人はとにかくこちらからの質問に対しても「ですよね~」と全肯定する。どうもうそ臭い。できないことはできませんと正直に言っていただいた方が良いと思います。
とにかく会話が成り立たない。こちらがしびれを切らしてホームランボールを投じても凡打する以前に見送る。引退するプロ野球選手の最終打席は打ってもらえるように打ちやすいボールを投げるのだが、それを堂々と見送るようなものだ。そういう打者に限って次の難しいフォークボールに手を出して、現役最後の打席をゲッツーで終える。野球の話はこれぐらいにして、とにかくこういう方は、採用させていただいても事務所内でも会話が成り立たないだろうからチームで仕事をするのが苦手なのだと推測してしまう。
6.返事を急かす
来週そうそうに派遣会社から結果が出る。だから早く返事をくれと言う。派遣は早く返事した者勝ちなので返事が来たら即受けなければならないみたいなことを言う。本当かどうかは知らない。こういう人に限って、その派遣会社から不合格になる。すると「いや、実は御社が第一希望です」と手のひらを返したように言い始める。正直に他社も受験していることを言ってくれるのはいいと思うが、あまり急かすのもどうかと思う。
まぁこんな感じで書いてみましたが、面接はやはり楽しいですよ。色々な方と本音でお話ができる場でもありますので。ご縁があればいいですね、といつも感じています。
私が鬼の面接官です。 |
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