理由は、3つあります。
1つ目は、機械翻訳の精度が高まったからです。以前から注目していましたが、精度が低すぎて商品にできなませんでした。しかし今年後半に機械翻訳の精度が飛躍的に高まりました。それで商品化しようと思ったのです。
2つ目は、特許翻訳市場における値崩れに伴ってこの市場から撤退せざるを得なくなったことです。特に、大阪の特許翻訳市場では、大手翻訳会社が低価格な翻訳を提供したため、値崩れが発生しています。もうこの市場は衰退期に入ったと判断しました(東京も同じかもしれません)。昨年から特許翻訳市場から撤退を真剣に考え出しました。そこでハイブリッド型翻訳市場という新しい市場を自分たちで作ってそこを土俵にしようと考えました。
3つ目は、資金調達です。翻訳は20年後消滅する仕事だと言われています。将来性のない事業に銀行もお金を貸しませんし、投資家も現れません。最近のニュースで確認する限り、人間翻訳の会社には投資家は興味を示していないことが分かります。
*ハイブリッド型翻訳とは、自動車で言えば、ガソリンエンジンと電気モータとを組み合わせたハイブリッドカーと似ています。機械翻訳+トランスレーション・メモリ+ポストエディットの3つを組み合わせた次世代の翻訳です。
*現在、2017年の正式発売前にトライアルのご依頼をお受けしています。正式依頼前に内容をお確かめしただけます。
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