僕は日本語が第1言語なのであまり意識したことがなかった。しかし翻訳をスタッフに指導する過程で面白いことを見つけた。
それは、「~に対する」に対応する英語だ。普通、「for, to 」とかを思いつくと思う。
一番おもしろいと思ったのは、from も「~に対する」と訳せることだ。
つまり、
There is a difference from the first embodiment.
第1実施例に対する相違がある。
まさか「from」が「に対する」の訳に対応することもあるなんて今まで気付きませんでした。
もう1つ間違いやすい例として、
transmission to the base station
* transmission for the base station
基地局に対する送信(一般テキストなら、「基地局への送信」かな?)があります。
誤って「for」にする人もいるけど、「送信に対する」だから前置詞は「to」だ。特許明細書ではこういう場合、「~に対する」が好まれるのかもしれません。
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