2017/02/02

20年後も生き残るためにすること

翻訳業は20年後消滅するらしい。

でもなんとしても生き残るために策を練りたい。

頭を柔軟にしたい(悪く言えば、のらりくらり生き残りたい)。会社に柔軟性を持たせたい。常に変化できる組織を構築したい。

顧客、スタッフ、銀行のうち一番大切なものはなんだ?みたいなことがよくビジネス書に書いてある。「我が社は、顧客よりスタッフが大切です!」と主張する社長さんもいらっしゃる。「顧客が一番大切です」という方もいる。

昔はこれでよかったと思うが、これでは20年後は生き残れない。時代は、コラボレーション、イノベーション、レボリューションの時代だ。変化は、同業者からは生まれない。そういう時代だ。

絶対大切なものはない!

新サービスを導入する際は、スタッフが犠牲になる。新しいサービスを導入する際、反対派が絶対いるから。そのときは大切なスタッフを切り捨てる必要がある。大切なのは顧客なので。

顧客を犠牲にする場合もある。例えば、顧客が指定してきたソフトウエアが高額で生産効率も悪い(おまけにサポートも有料だったとする)場合、その顧客は大切かもしれないが、指定ソフトウエアを使用せずこの顧客を犠牲にする場合がある。廉価で、生産性が高く、簡易なソフトウエアを使って別の顧客にサービスするわけだ。最初の顧客は失ったかもしれないが、事務所全体から見れば、生産性の高い別の顧客が獲得できた結果、売上が上がる場合がある。

だから一番大切なのはないのだ。一番大切なのは、そのとき一番大切だったものだ。20年後生き残るためには、これぐらいの柔らかい考えの方がいいと思う。

そのとき一番大切なものを一番大切にしたい。

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