2020/03/06

リモートワークに向く人、向かない人ーその2

「リモートワークの際は、スーツを着用のこと」と会社に命じられたとする。これがどれほど無意味であっても雇用契約を結んでいる限り就業規則である会社のルールには従う他ない。やってられないよと言って無視していると「就業規則違反」のため、最悪、解雇もあり得る(実際、この違反だけを理由に解雇しても不当解雇に当たると思う)。

リモートワークは、フリーランサー契約ではない。これは「リモートワークに向く人、向かない人ーその1」でも書いた。もう一度、ここに書く。リモートワークは、雇用契約である。会社のルールに従いながら自宅で勤務することである。

もし上のような「リモートワークの際は、スーツを着用のこと」がばからしく無意味であると感じるのであれば、労働組合等を通して、経営者側と話し合って変更してもらうしかない。経営者側が変更に応じない限り、このルールを無視すると就業規則違反である。事務所勤務であっても「こんなルールあほらしくて守ってられるかよ」的な態度を取る人は、リモートワークでも同じ態度を取る可能性が極めて高い。

雇用契約をしている限り、就業規則は遵守しなければならない。リモートワーカーは、フリーランサーではない。

0 件のコメント:

コメントを投稿