2018/08/15

大阪第3位!「世界で最も住みやすい都市」ランキング発表 日本の都市も上位に

なんと「世界で最も住みやすい都市」ランキングで大阪が堂々の3位!確かに住みやすい。毎日が盆とか正月の気分が味わえる(<個人的な感想です)。仕事も非常にしやすいです。インキュベーション施設も複数あるし、市内はどこに行くにも市バスで行けるし。地下鉄は発達してるし。後数年で、新しい市立美術館もできるみたいだし。

我が社では、盆の期間なので全体的にスローな時間が流れています。本日は、翻訳には全く関係ない話題でした。

2018/08/14

【事業計画】オフィスと電話とを廃止します!

2019年に向けて新しいことをします。

第1段として、2019年からは機械翻訳を大々的に使用します。これは、以前から決定していたことです。

第2段として、すでにブログにもお書きしましたが、中国語の翻訳を開始します。現在、不定期にご提供しておりましたが、我々のコンテンツとしてご提供しようと思います。

第3段として、オフィスを廃止します。2016年9月が現在の事務所(グランフロント大阪)に入居しましたが、3年目の来期は、更新せず退去することにしました(ナレッジ会員は是非このまま継続させていただこうと思います)。これを機会に、思い切ってオフィスを廃止することも検討しています。最近では、事務所を有しない企業様も増えていますので特別新しいことではないと思っています。
*オフィスを廃止すると言いながら、不動産屋さんにご紹介をいただいたり、ネットで見つけたりして、オフィスの下見を頻繁に行っています。

第4段として、代表電話も廃止しようと思います。営業の電話しかかかってこないのでなくても不自由はしないと思います。クライアントとはメールがあれば十分ですのでなくてもいいと思います。特定のクライアントとはチャットで通信しています。
*銀行は、電話なしを認めないので非公表の銀行用の電話番号は取得すると思います。

第5段として、横浜又は東京の営業所か窓口かを設立しようと思っています。
*クライアントに設けてくれと言われているわけではないので開設してもどう活用するかは分かりません。現在、ノープランです。結局、開設しないかもしれません。数年前も開設しようとしましたが、目的がなかったので開設しませんでした。

5つも新しいことを始めるのは不可能だと思いますので、そのうち幾つかは翌年に繰り越されると思います。

2018/08/13

2018年をもって講演及び執筆活動から引退します。

以前のブログにちょっとお書きしましたが、2018年は、僕に代わってスタッフが講演やパネリストを務めてくれるようになりました。僕は、初めて講演らしきものをやらせていただくようになったのが2009年でした。それから約10年色々なところでお話をさせていただく機会に恵まれました。2018年をもって講演活動から引退しようと思います。これからはスタッフに任せるつもりです。いつまでも僕がやっているとスタッフが機会に恵まれないことになってしまいます。若い人にバトンを渡したいと思います。執筆も様々な拙文を書かせていただく機会に恵まれましたが、同時に引退しようと思います。今までお世話になった主催者の皆様、招待していただいた皆様、編集を担当された皆様、大変お世話になりました。ありがとうございました。

これからは、社長業に専念したいと思います。ブログと動画だけに登場しようと考えています。

2018/08/12

これでは合格しないし、仕事もない

数年前からある学校に対して集団トライアルのうちの1社としての参加させていただいている。なかなか合格者が出ない。受験いただいている方はプロの方ではない人も多いだろうから当然と言えば当然だと思う。書類選考時点で落ちてしまう方もいる。原因を書いてみたい。

1.書類不備タイプ

応募書類として、例えば、A,B,Cの3通が指定されているとする。しかしA,Bしか提出されない。こういう場合は、自動的に不合格になる。理由は、実ジョブをお願いしても納品時に納品物が揃わない可能性が高いから。

2.週末のみ仕事できますタイプ

現在、他社に勤めているので、平日は、数時間、週末は、1日中できますと言われても、翻訳時間はたかがしれている。平日(月~金)に2時間+週末に8時間✕2日(土、日)=26時間にしかならない。5営業日で1万ワードは翻訳できないと仕事にならない。こういう応募が続いたので「専業翻訳者」しか募集の対象ではないとしています。

3.現在より過去タイプ

社内スタッフの募集に限るのだが、今の会社からの給料と同額でないと困る、と言われても、翻訳会社という専門職の場合、過去の学歴とか職歴に対して給料が決まるのではなく、現在の翻訳力に対して給料が決まる。学校に通っているレベルでは、現在の勤め先と同額の給料というのは無理だと思う。そういう方には、転職はお勧めしない。社内スタッフに限った話ではなく、フリーランサーとしても現職と同額稼ぐのはかなり難しいと思う。

4.勘違いタイプ

「翻訳はまだ勉強中ですが、チェックならできます」と言われても、翻訳よりチェックの方が理解度は上でなければならないことをお分かりではない。恐らくこの方の「チェック」というのは、内容のチェックではなくて形式のチェック(数字とか、記号のチェック)のことをおっしゃっているのだと想像します。この程度の形式的なチェックは自動的にコンピュータが行うので、それだけをするという仕事はありません。誤解されている原因は、翻訳学校でちゃんと教えないからだと思う。

翻訳技術に加えて、このあたりの事実も学校で教えてあげるべきではないかと思う。翻訳会社のトライアルを受験するのであれば、就職活動、営業活動として認識するべきです。

2018/08/11

スタッフ任せではだめな理由

「スタッフに任せている」は、確かに聞こえはいいが、トップが決断を放棄している点で評価できない。

2018/08/10

セミナーとか、講演とか、パネルディスカッションとかやっています。

今までは、僕一人がセミナー等は担当していましたが、スタッフも担当できるようになりました。今後は、もっとスタッフが活躍してくれると思います。



特許用語は、一般の辞書で調べてもだめ

特許用語というのは、一般の辞書で調べても使われている意味は分からない。だから一般の辞書の定義を根拠に論じることは難しい。特許用語は、特許独特の使われ方をする。調べるときは、特許用語辞典とか技術用語辞典とかを使うべき。

2018/08/08

翻訳を売るには?

翻訳自体はデータドリブン(data driven)。ただしその翻訳を販売するのはマーケティングドリブン(marketing driven)。

2018/08/05

共同経営者を時給970円で募集!

ここは、大阪のビジネス街の本町の肥後橋筋沿いです。「共同経営者求む。時給970円。」みたいなちらしが窓ガラスに貼り付けられていました。高齢化に伴って後継者問題は、日本経済にとって重要な問題の一つです。しかしいくらなんでも時給970円では経営者を採用することは無理だろ・・・。



実は、最近では、「アルバイト、パート」のことを「パートナー」と言うらしいですね。その窓ガラスはコンビニエンスストアのものでしたので深夜のアルバイトだったらそんなものですよね。

しかし「パートナー(partner)」と聞くと、僕は「共同経営者」みたいなポジションを想像してしまいます。まぁ言葉は時代と共に変化するので追いついていかないといけないのでしょう。

2018/08/04

英検1級、TOEIC900点

翻訳者の募集要件として、英検1級、TOEIC900点取得を要求されることがあります。これは、自力でこれぐらいの資格を取った人でないと翻訳者として成長が見込めないからです。資格が全てではないですが、これぐらい(語学検定の最上級)自力で取得出来ない限り、語学力の基礎体力がないと判断されます。入社後、頑張って資格を取得しますと宣言されても、応募時点で取得しておいて下さいとご説明するでしょう。将来的には、機械翻訳が標準的に使用されるようになるときっと別の資格が求められることになるのではないでしょうか。

2018/08/03

プランAがだめなら・・・

プランAは、だめだった。

プランDまで考えているので、なんとかなるだろう。

2018/08/01

【事業計画】中国語>日本語の特許翻訳サービスを開始する予定です(開始します)。

元々多言語特許翻訳サービスを提供するために会社をスタートしました。今期は、英語<>日本語以外に、ドイツ語<>日本語、フランス語>英語の言語ペアを開始できました。今期後半は、中国語(簡体字)>日本語のサービスの提供を開始しようと思います。中国語>日本語はもうちょっと後だと思います。少しずつ対応可能言語を増やしていく計画です。



お問い合わせは、こちらからお願いいたします。
*まず中日(簡体字)から始めます!

2018/07/28

なぜ誤訳が起きるのか?

昨夜は、始めてあるところで開催された翻訳セミナーに参加しました。高層ビルの18階だったので教室に入る前まではすごいところに来たなーと感じましたが、窓がない教室だったので入ってしまえば普通の教室でした。

本日、スタッフは昼から別のセミナーに参加していました。僕は別の会場で開催されたセミナーに参加しました。

印象的だったのは、やはり誤訳の発生する主な原因は、文法が分かっていないのでなんとなく分かる原文をちょっと翻訳者が想像で訳文を作ってしまうことが大きいようでした。

後2点ほどおっしゃっていましたが、ここには書きません。辞書も薦めてくださったのですが、予想していたものと違ったので意外でした(僕は、用語検索する際は、ネット検索しか行いませんのでどの辞書(紙の辞書)が良いかはあまり興味がないのです)。

個人的な興味から講師の方に訳文は、PCに入力するのか手書きなのかを質問したところ、手書きの人なんてこの世にいるのか?みたいな返答をされました。手書きの人もいるみたいですよ、と言いそうになりました言いませんでした。
*手書きの人も入稿するときはPCに入力するみたいですけど。

2018/07/27

再掲「「JTCA×JTF共同企画 翻訳関連無料セッション」にパネリストとして登壇いたします!

開催日:2018年8月27日(月)
場所:東京学芸大学 小金井キャンパス

午前セッション 10:15~11:45
「機械翻訳の活用と、生産性の向上~生産性を上げるために本当に必要なこと~」
ニューラルネットの登場で、日英間の機械翻訳の精度は格段に向上し、「使える」という感覚がユーザー側にも芽生えてきています。
一方で、実際に活用しようとすると、様々な課題があることが分かってきています。
本パネルでは、機械翻訳の活用に舵を切った方々に一例を紹介いただき、有効活用ができるポイントと、できないポイントについて情報共有をいただきます。
機械翻訳を活用するために本当に必要なものは何なのかについてディスカッションします。

司会      :黒田 聡氏 (株式会社情報システムエンジニアリング/日本翻訳連盟)
コーディネーター:安達 久博(株式会社サン・フレア/日本翻訳連盟)
パネリスト   :梶木 正紀(株式会社MK翻訳事務所)
         佐野 栄司(SAPジャパン株式会社)  

本イベントについての詳細は「JTCA×JTFコラボレーション企画」をご覧ください。
「JTCA×JTFコラボレーション企画」サイト: https://www.jtf.jp/jtca_jtf/
チケット申込サイト: https://tc30.peatix.com

TCシンポジウム全体についてはこちらをご覧ください。
TCシンポジウムのサイト: https://www.jtca.org/symposium/index.html    

こうすれば良い特許翻訳の練習方法

特許明細書は、幾つかの部分に分けることができる。


  1. 発明の名称
  2. 従来技術
  3. サマリー
  4. 図面の説明
  5. 実施形態
  6. 実施例
  7. 請求項
  8. 要約書
  9. 図面


この中で一番難しいのは請求項だと思う(そう思わない方もいらっしゃると思う)が、簡単なのは、図面の説明か図訳かだと思う(そう思わない方もいらっしゃると思う)。

各部分には、定型句や定型句に近い表現がある。そこから覚える。それが終わったら得意な部分は強化する。苦手な部分を自分で知る。苦手を克服する。

そう受験勉強と同じだ。

2018/07/25

翻訳がうまくならない人

翻訳にあまり興味がない。だから普段、勉強をしない。これではうまくならない。

2018/07/21

年商5億円までは個人事業主と同じ

年商5億円までは、効率の良い個人事業主。年商5億円でも大手は見向きもしない。大手が意識するのは、年商10億円から。逆に言うと、年商10億になった途端、大手が潰しにかかる。それなら年商10億円以下にしたら潰されることはない。

2018/07/20

節税とは?

いらない物を買うから節税。必要なものを購入したら設備投資。

専門とはどのレベル?

専門と言うからには、出願人さんと同等のレベルの知識が必要でしょう。それ以外は、専門とは言えません。「翻訳件数が多かった」=「専門」ではありません。ただし全ての分野に精通した翻訳者なんてこの世にいません。

2018/07/19

プロの翻訳者になるには?

電気/電子、機械、化学、日用品、バイオ、製薬等全てを翻訳できる翻訳者はいない。2分野ぐらいできればプロ。

2018/07/16

会社が生き残る確率とは

10年前に存在した会社が、現在どれぐらい生き残っているかと言うと、それは、6.3%らしいです。経営者が判断を少しでも誤ると、会社は潰れるということです。

生き残るのは、大きな会社というわけではない。変化に対応できた会社である。変化を嫌う会社は、潰れる。

消費者(ユーザ)がこだわりの商品(サービス)を購入するというのは、幻想である。消費者は、便利なものを買う。だから変化に対応する必要がある。


人材育成はどの段階で行うか?

調子が良いときに人材育成を行っても遅い。調子が悪いときにこそ行うべき。

贅沢と道楽

社長さんなんだったら贅沢ぐらいする権利はあるだろう。しかし贅沢が道楽に変わった瞬間、会社は倒産する。

2018/07/14

指導者としての誇り

知財翻訳検定1級合格者を3名(5分野)輩出できたことは、自分の指導方法に誤りがなかったということだと思っています。指導者としてこれほど嬉しいことはありません。

2018/07/13

上手くなるには?

社労士の先生と話をした。やはり毎日家で2時間ぐらい勉強しないと戦力にならないよ、とのことでした。その通りだと思う。

プロジェクトマネージャーの基本(1)

ファイル名で管理するな。番号で管理せよ。

2018/07/12

「自分で判断をしてほしい」は指示ではない。

具体的な指示が必要がある。特に緊急時は、そうである。自分で判断しなさいという指示は、日常のルーチン的な仕事に対してのみ有効である。なぜなら全ての緊急時を想定してマニュアルを用意することは不可能だからである。そのとき、必要とされるのは判断ができる上司だ。緊急時に具体的な指示をするのが上司の役目だ。

2018/07/10

特許翻訳には理系の知識が絶対に必要。

理系の知識がない限り、特許翻訳は難しい。これは不変的な事実です。翻訳学校は、生徒を集める必要があるので文系でも問題ないと言っているが、それは、単なる営業トークに過ぎない。

2018/07/09

1番である必要はない。

昔のことですが、フリーランサーとして独立したとき、自分が一番上手くないといけないと考えていた。あるときふと先輩翻訳者に言われた。「一番でなくても料金は払ってもらえるだろ。」その言葉があったからこそ、下手なりに頑張れた。1年間の積み重ねの方が大事だ。

2018/07/08

モチベーションが低いスタッフを奮い立たせるにはどうすればいいか?

「何でそんなスタッフに構っている必要があるのか。やる気のないスタッフは、消えていくだけだろう」。向上心のない者は容赦なく淘汰(とうた)されていく。それがプロだ。

2018/07/07